焔猫亭

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ねこはいます

万願寺とうがらしの焼きびたし

昨日は呑みが発生しており、帰宅したころはもうダメ人間だったのですが、同じく野菜がダメになりそうだなという予感があり、結局すこし料理しました。

23時すぎて酔っ払いがこんな事するものではない。

 

今回のメニューですがいったいどこがルーツだったのかもはや記憶にない。失われました。でもレシピだけは確立しています。

季節モノというのが残念ですがそれよりも入手性のほうが遥かに問題で、去年は近所のヨーカドーに手頃なのが出ていたのですが今年はまだ未見です。

まあ万願寺は京野菜でありブランドネームに近いので、種別的には甘長とうがらしなんですが・・・仕方ないのでちと高かったものの、万願寺のほう買いました。

値段が倍くらい違ってアーッってなりますが、欲しいときに無いほうが悪い。

 

要はバカでかいししとうです。

とうがらしですが辛くない。

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ししとうやピーマンでも似て非なるものを生成できますが、ししとうほどちまちませず、ピーマンほどブリブリ食べたいわけではないので、やはり初志は貫徹するべきです。

 

ヘタのあたりを落としたら、大体2〜3センチくらいに切り、フライパンにごま油をしいて、炒める。

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ちょっと火通しすぎじゃ?くらいまでいきます。

クタクタになって、ピーマン的なボリボリ感がなくなってくれるのが理想です。

 

焼いてるうちに漬けつゆ用意しましょう。

そばつゆ仕込んでなかったので、市販つゆ使います。

濃縮つゆを使う時、先に水から入れて大まかな液量を決めてしまうのがラクでしょう。

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しかるのち濃縮つゆ入れて、味を調整。

すこし濃いめがよいです。

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 万とうが焼けた。

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さっきの漬けつゆにイン。

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熱いままいってもいいですが、十分に冷やしてからいただくほうが夏場に合うのではないでしょうか。

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すごいうまい。

これでコメが食えます。

野菜としては割高ですが、成果物がこれなら払う価値はあると個人的に思います。

 

 

 

 

はじまりはいつもくもりぞら と蕎麦

初めてのブログ記事がいきなり食べ物で遊ぶ内容になったワケですが、ああいうネタを続けられる自信がないので、今後このブログスペースは自分の料理用備忘録で使うことにします。

ますますリスペクト先と内容がカブりますが、先方があまりにビッグネームかつやってることがラジカルなのでこちらは廉価版もドベ中のドベとしてひっそり存在していきます。

 

自分の食生活は結構いろんなサブカルチャーに影響を受けまくっていて、読み込んだ人ならピンとくるというか、手抜きやらミキシングやら魔改造やらでルーツ通りに作らないことがほとんどだとは思いますが悪しからず。

なるべくルーツにはリンクを貼りますが、電子の海から迷い込んできて内容に不満があるようなら、クックなパッド見たほうが快適です。

 

文章だけだとつまんない。

最近ソバ食べましたということにしましょう、 

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自分で打つほどではないですがもりとかざるとか冷たいソバはかなり好きです。市販の濃縮めんつゆと蕎麦屋のつゆって違うじゃん?レベルなので、つゆは自作に走りました。

ソバ本体のチョイスや、つゆの調合については今後どこかで書くとして、この時はつゆ仕込んでないのになぜかソバ茹でてしまい、どうやって食ったものか途方にくれてたんですが、貰い物のうどんつゆがあったのでこれで食べてみました。

 

 悪くない。

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 関西タイプのつゆなのでわさびは不要。

 関東の辛つゆと違って、つゆごと啜りあげたほうが堪能できますが、味全体が上品な感じなのでやはりうどんに向いているなという感じです、

そば側の風味に押される感があるのでバランスが難しい。やはりそばは関東タイプの辛つゆでは、という。

 

ポタージュにポタージュを重ねるとどうなるか

ブログ始めました。

発端は主張のっょぃ即席麺のアホな食べ方を思いついたというか教唆されて、これブログ案件ですよみたいになり、でも開設どうするんですかみたいになったところ、昔はてなIDだけ取得して放置していたことを思い出したので掘り起こして記事化しました。

 

はてなブログは自分が勝手に尊敬しているあの御方が生息していることもあり、何となく自分の文体もあの御方寄り(模倣ともいう)ですが、これすごく書くのがラクなのでこうします。

あの御方ほど極まってないし、自分のスタイルが分かっていません。分かるほど続けられるのかも不明。分かるころには人類はポストヒューマンに進化しているのではないでしょうか。

 

んで本題。

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会社の後輩Y氏と会社の購買を物色していたら鶏ポタなるインスタントラーメンがありました。

なんか変な方向に話が進んで、

「鶏ポタージュにコーンポタージュスナックをインして、汁をうまい棒コーンポタージュで吸うとポタ3倍感あるのでは」

という推測が産まれました。

Y氏はぜったいコロコロではなくボンボン読者のはずで、ときた洸一氏作品のついでにほにゃららコンブとか読んでいたのではないでしょうか。

 

素材を揃えました。

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スナックはいいとして、よくもまあうまい棒のコーンポタージュ味なんてニッチなものがコンビニにあったものです。ぶっちゃけこれが一番入手難易度が高いと思っていたんですが・・・

何で2本用意したのか。

ある懸念があり、予備がいる予感がしたためです。これを文章技法でいうと伏線ということになる。

 

とりあえず普通に鶏ポタを作ります。

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濃度のあるスープが割とおいしい。

 

コンポタスナック入れてみます。

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何だかチグハグな味になりました。

考えてみたら(考えなくてもわかる)鶏ポタはコーンではありませんし、コンポタスナックは鶏ではない。

まずいとは言いませんが、2つの味は完全に独立しておりコラボする気配がありません。

 

気合いで麺を食べ、鶏が勝ちっぽかったのでスナックを追いました。

 

これをうまい棒で吸えと。

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オアァーーーッ吸えました。吸えないことを危惧して棒は2本用意していたのですが、いけた。伏線回収に失敗しており、物語を作ることが苦手であることがわかります。

しかしコレ妙にしょっぱい。

感覚としては、棒を咥えたことですでに口と鼻がコーンポタージュを感じているので、すする汁の風味を認識できず、熱くしょっぱい流体が口の中に流し込まれます。

コンポタスナックを追ったのも一因ありますが、汁に関してはコンポタ感も鶏ポタ感もないです。

 

しかもまごまごしているとうまい棒が先端から崩壊していきます。じくじくと短くなってアッアッもうカップに顔面が密着しつつある。

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結論。

個々に完成された味の物を組み合わせると、先にセンシングしていたものか主張の強い方が勝つ、ということが判明しました。

しかもバラバラに並走するのではなく、おおむね正面衝突を起こすので、負けた方は跡形も残らない。ライデンレーザーがテムジンボムに消されるようなものです。

今回の組み合わせではコーンポタージュが強かった。全国のコーンポタージュ原理主義者への発信としては以上です。

 

コンポタスナックがだだ余りしましたが、まあぼちぼち食いましょう。来週中に無くなるだろうか。