焔猫亭

焔猫亭

ねこはいます

ほっけ

部屋の片付けをしていたらヨコハマ買い出し紀行が出てきて、テンション上がって全巻一気に読んでしまいました。
これ買った当時はまさか横浜住まいになるとは・・・

 

さて焼き魚の最強はホッケです。

たとえ千の異論を突きつけられても、私が生き方を曲げる理由にはならない。

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実家よりお頭付きでホッケが何枚か届きました。

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ので食べます。

正直焼いている間にも理性が保てなくなり、

アーーーーーーー

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ホアッ ホアーーーッ

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アッ アッ、ヴァーーーーッ

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ンーンーンーンーンーンー

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アオッアオッアオッ

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うまかったです。

 

 

しらすキャベツ

出張中です。

外出先からブログ書くのも何か変な気分ですね。iPhoneで編集してるわけで、このように焔猫亭のレシピはその日作ったものには限らないということが判ります。

N◯Kの″きょうの料理″は録画して明日見ることもできますし、キュー◯ー3分クッキングは倍速再生で1分クッキングにできるようなものです。気にしなければ勝ちです。

 

今回のレシピはどっかの居酒屋のお通しで出てきて大変に美味であったので作り方を乞うたところ「こうすればほぼ同じ物ができます」と教えてもらったものです。真レシピは秘密。流石ですね。

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マテリアル構成的には非常にシンプルで、キャベシに釜上げしらすを和えただけですが、ちょっと工程に工夫があります。

とりあえずキャゞツの千切りを作ります。1000じゃなくていいです。300とか500くらいです。創造主は「やる気ない感じの千切り」「いっそ細切りともいえる」と言ってました。

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やる気ないキャベ師が1/4玉ぶんです。

ざるにあけておき、沸騰したお湯を上から回しかけます。鍋一杯ぶんか、やかん満タンぶんくらい。

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レンチンでもいいのか?未検証です。たぶん創造主は湧いてるでかい鍋にキャベシをまとめて放り込んでざるですくっています。

よく水を切り、ボウルとかお椀にあけ、軽くごま油をかけてからイワシ稚魚をぶちまけます。具体的な量は忘れました。

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塩コショウを軽くふって、よく混ぜたらそこで試合終了だよ。

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ひどい見た目ですがとにかく試合終了です。お椀のフチぐらいキレイにしろよ。インスタ映えとか気にするひとは良い器に盛りましょう。自分はもうこのまま食べます、

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まうい。

適度にしんなりしつつ歯ごたえも残したkyabetsuとしらすの塩気がマッチして無限に食えるのではとさえ思えます。今かなり適当なことを言いました。

しかし単に千切りを口の中に詰め込むよりも遥かに食べやすく、キャペツを大量に食いたいときにも選択肢に入れておきたい。

個人的には塩こんぶよりもマッチングが良い印象です。入手難易度や保存性を考えると塩こんぶですが、ツベャキはどうせ買うのだしそのついででいいとも思います。

 

 

カルボナーラ?

風邪ひいてくたばってました。

というかまだ微妙に復活していません。復活する必要があるということは死んでいたということで、まだ=途中段階ということはゾンビということなのでしょうか?

 

はてさて繊細な味付けとか微妙な火加減がアルティメット苦手な自分にとってカルボナーラはかなり苦手な部類の料理です。

要は卵液の火の通り具合と、いかにチーズを結着させるかということですが、色々レシピを試したもののどうも安定しないというか再現性が正確ではありません。

 

なので数々のレシピを解体して、逆説的に「人為的なパラ調整を極力排除し安定した」カルボナーラっぽいモノを生成しました。

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カルボナーラをもっとも手軽・確実に作る方法は何か。

おそらく最もテクがいらないのはレトルトのソースを使うことだと思うんですが、個人的には別ベクトルの代用品だと定義していて、あれはベーコンとクリームソースのパスタであってカルボではないと思うんですよ。

 

即席としてはたぶんキューピーのこれを使うのが得策でしょう。

キューピーのカルボの素はかなり出来がよく、肉がほぼ無いのとムラなく混ぜるのに難易度が存在する点を除けば即席最強ではないでしょうか。

なので、このパスタとあえるカルボ素を簡単に作れれば良い、と結論しました。

 

まずパスタないと何にもならない。マニュアルどおり1.6mmので7分にタイマーセットです。

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ゆでてる間にカ素を作ります。主な材料は以下。

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ハーフベーコン1パックを、それらしく切って小鉢に敷きます。 

パルメザンチーズだと繊細な状態変化を要求されるのでクリームチーズに変えます。個包装を1こ。

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クリームチーズはこの段階でぐにぐに潰しておくと後が若干楽です。

チューブにんにくを5mmほど出して、フタして600wで1分レンチン。

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熱いうちにクリームチーズを崩し、ベーコンから出た水分と混ぜてなじませます。

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小鉢が熱いうちに卵黄を投入して混ぜます。

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ちゃんとしたカルボは全卵のシャバシャバをトロトロにしようとするから難しいのであって、ちゃんとしなくていいなら最初からトロトロな部位のみ使えばいいじゃんという。

塩コショウ振って、隠し味がほしい人はここで昆布茶でも入れるとよい。

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出来上がったこれをパスタにかけ、

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あえたら完成です。

粗挽きコショウと粉チーズを掛けると雰囲気出ますね。

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簡略化しまくった割にはカルボらしい味がします。

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キューカ素と比較してのメリットは、

 

個人的には仮ボナーラとか名付けていたんですが、親友S氏にこのレシピを教えたところ「クリチナーラ」という大変微妙なネーミングをされました。

インモラルなフィーリングを感じるのは自分がアンモラルなだけですね。

 

豚肉と白菜の重ね鍋

どうも、ジーク・ガイ・フリーズ!(歳がバレる

 

 白菜安くていいですね。去年は難儀したものですが・・・。

よく世間ではミルフィーユ鍋とか言われてるヤツですね。

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作り方は極めて単純なのでバーっといきます。

白菜に豚肉貼り付けて

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また白菜重ねて

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これを3度繰り返したら切り分けますよ。

この大きさならまず縦半分にしてからですかね。

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鍋に詰め込んでいきます。

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見た目が悪い?しるか。キレイに並べたほうが精神的にイイひとはそうすればいいと思います。

軽く塩をふり、酒をコップ1杯ほど。もっと多くてもいいです。好みしだいでOK。

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火にかけて、まずはアルコール飛ばしましょう。

アクも都度すくう。あっ醤油入れました。

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アルコールが湧くと細かい泡がモリモリ出ます。

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鍋の湯気を嗅いでみて、アルコールのキュンとくる感じが無くなれば良いでしょう。

ポン酢でいただくのがベーシックで普段着の美味しさ。

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ウマイッ

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本来のレシピでいくと肉は豚バラが正しいのですけど、個人的には豚バラは脂が多すぎる感があります。いや美味いんですけど。冷めると脂が固まっちゃうし、単純に飽きがくるのが早い。

まあコスパ的にも安い切り落としでいいんじゃないでしょうか。

 

そういえば別の日ですが、これをこうして

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あれをこうして

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先日余った肉あんはこれらと融合し、無事に五目焼きそばっぽいものに転生しました。輪廻・・・

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なんかアホみたいな量ですが、麺は1.5玉程度で平べったいので野菜がかなりマシマシというか全体の2/3くらいあり食べないと鮮度的にアウトだったなのでだいぶ盛ってます。

 

もうちょっと青菜のあしらいが欲しい?

まあ気分次第ということで。

 

 

肉あんかけチャーハン

どうも、エレエレナムメイリン!(嗜好がバレる

イヤー駄目なときは何やっても駄目ですね。

 

 この日はダメな日なので、チャーハンもダメでした。

いつもの作り方をすれば良いものを、なぜかアレンジ&チャレンジな手段で作り始めてしまい、結局大惨事です。

以下しくじりの様子。

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そんなんで「味的には問題ないけど非常にダマ感のあるチャーハン」になりました。

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そもそものボタンのかけ違いはチャーハン作ると決心した段階で長ネギの在庫がないのに「いけるいける」とかよくわからない熱意が発生したためです。ベーコンくらいあるかと思っていましたが、これも昨晩つまんで喪失しています。

あと油引かずにフライパンに卵入れた。

なんで強行したのか?容疑者は黙秘を続けています。

 

そんなんで、まあ具もないチャを延々と口に運ぶのもなんだかなとボンヤリしていたら、そういえばあちらでこんなことをしていた というメモリーがあったので、肉あんかけを作ることにしました。

ちなみに再現ではなく、メモリーがあった、というだけでレシピを見返していません。ゴールは見えてもコース確認をせずに突っ走ります。

 

まず肉。

豚モモが賞味期限セーフいやギリアウト?いやドリップないし匂わないしいけるいけるとかそんな感じだったので適当に刻みます。

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しょうゆ、酒、ごま油で下味。

あちらはもっと手をかけてますが、こちらは品目しかメモリーしてなかったのでここまで。

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甘酢あんを作るので、しょうゆと酢と砂糖を適当に混ぜて こうなりました。

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配分はノリで何とかしてください。

自分も味見するまでは正直汁の色でしか判断していません。酢は沸かしたり砂糖入れたりするとアッてなるトゲトゲしさが弱まるので、最後に調整。

フルパワーで沸かします。

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片栗粉でとろみをつけるわけですが、片栗粉汁の分量は自分の感覚を補正すると「適量かな?」と思えた量の1.5〜2倍です。

八宝菜よりは固くていいはずです。

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少し沸かし続けたら、肉を入れてかき混ぜます。

火は止めてオーケー。あんが灼熱であれば余熱で十分火が通ります。

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今回は豚モモのコンディションが黄昏気味なので、先日の豚しゃぶよりもキツめの温度設定。

 

さきほどの卵チャーにかけて食べましょう。

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あんのとろみに助けられて、多少ボソった仕様のチャーでもツルツルいけていいですね。肉もうまい。

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あんによりほぐれが助長されるのでチャーハン的なパラつき感も回復します。

 

晩飯としてはオーケーですが、肉あんがだだ余りしました。あん2〜3度は追いがけしたのにな。量的見通しがバカになっている。やはりダメな日のようです。

いずれ肉そば的なもので消費することにします。

現地からは以上です。

 

 

 

豚しゃぶ? 茹で豚?

 以前N先輩にナイスクリームを作れと言われ作ったら食われたわけですが、お礼なのかどうなのかPS4貰いました。わけがわからないよ!?!?!?

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どうもPSVR買ったらガマン出来なくなってPS4proを買ったとかで、旧型の置き場所に困ったとか何とか。ブルジョワめ!死ねえ!ありがとうございます! やるソフトない!たーのしー!(混乱

 

さて豚肉の食べ方の話。まあ茹で豚とか豚しゃぶとかそんな感じです。

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ローストポークのときにも言及しましたが、豚肉は火を通したのち冷やすと大概破滅します。それに限らず、大抵はわざわざ固い肉を選ばないと思う。

しかし相手は豚肉ですので、火(というか殺菌温度)までは上げたいという思いもあります。

 

硬さのない柔らかなテクスチャの豚肉を、如何にして簡単に作るか。要は最終的に65℃程度で調理完了とするにはどうすればいいかって事です。

 

まず冷蔵庫でよく冷えた豚肉200gです。

塊になった場所がなくなるようかるくほぐします。

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鍋に先にお酒をいれましょう。

火は全開にしてアルコール分を飛ばす。

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鍋の端から火に当てて、フランベっぽくアルコールを燃やしてもいいでしょう。

あとは水を入れます。1Lくらい。

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さあ理科の時間です。

3〜4℃の肉200gと、?℃のお湯1Lを混合して、結果全体が65℃にするには、お湯を何℃にすれば良いか?

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 やってる最中の熱拡散も考慮して、80℃くらいにしました。

火を止めて、肉をいれかき混ぜます。

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 温度が程よく下がり、しかしこれなら厚生省ガイドラインにも影響は出ないだろうと判断。

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水を切って皿に移し、大根おろし乗せてドーン!!

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 つまんだだけでもうやわらかさが分かる。

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やはりおろし優秀ですわ。

 

湯の温度さえ把握しておれば、肉を入れたら基本ノウハウゼロで完成できるのでかなり楽です。季節に限らずいけるのも大きい。

酒を入れておく&この作り方でやることで、余ったこの肉は、冷蔵庫に入れたままでも柔こいままを維持できます。

 

ごま油と塩コショウもありです。

ごはんばくばく。ぷふ〜。

 

 

 

 

 

 

竹虎・雪虎

むかし大学の先輩に積年の疑問をぶつけたとき、
自「ウルトラマンって何も着てないように見えるんすけど彼やっぱ全裸なんすか?」
先「馬っ鹿オメエよく見ろ。背中にチャック付いてんべや」
と言われました。
筋は通ってるんだけど何か釈然としません。

 

今日のこれはもともと法典から学んだもので、素揚げ豆腐のうまさは確かに格別のものがあるんですが、いかんせん揚げ鍋の準備が面倒という身もふたもない理由で先祖帰りを起こしました。

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事前に大根おろしをつくっておき、

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小ネギも刻んでおきましょう。

青いところを多めに、斜め切りしておくと雰囲気でます。

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本筋いって、なるべくでかい厚揚げを使います。

中を温めるため、レンチン一発。

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なぜかColemanのBBQフォークがあります。

持ち手が木なので火にかけても熱くない。

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ぶっ刺して、ガスコンロで焼きます。

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コンロ周りの汚れが気になる環境では、ガスバーナーというツールもあります。

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表面がパリッとした状態が維持できるようになるまでしっかり焼きます。

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素揚げは全体がキツネ色ですが、厚揚げを焼くと焦げの黒が差し色になり、なるほど虎模様というのもわかる話ですね。

 

適当に切って、さっきの薬味と揃えて準備完了。

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食べ方が名の由来でして、ネギの青い所を乗せたのを青竹に見立てて竹虎と称します。

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長ネギよりも小ネギのほうがサマになります。

 

一方、おろしを乗せると、これを雪に見立てて雪虎と称するというワケ。

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どちらも味付けはしょうゆをひとたらしのみ。

深く考えずに雪竹同時にいくのもアリ。

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かの魯山人も好んだとのことですが、納得です。

アツアツの豆腐、揚げの香ばしさ、ひんやりした大根おろしとそこからジュワッと出る汁、ネギ、しょうゆのコラボはシンプルイズザベストに美味しく、マテリアル次第でさらに上を目指せそうなポテンシャルすら感じる。

日本人なら喜ぶ味組みの一つではないでしょうか。

雪虎だけでもやる価値あります。

 

美味さの持続時間が短いモノですが、たいてい一気に食べちゃうのでそれを感じさせません。

大根おろしが多少めんどいですけど大根あれば是非。

 

いずれちゃんと素揚げのも作ります、いずれね。