昆布締め
昆布締めはヒラメがうまい。
以上。
というだけなのもどうかと思ったので、もうちょっと書きます。
今回はマダイでやりました(ヒラメじゃねえのかよ
この手のものを作ると大概「また凝ったものを」と評されるのですが、こだわりさえしなければ
①「スーパーのパック刺身を」
②「昆布で挟んで1〜2日我慢する」
だけですのでテクい要素は皆無(プロの場合は違います)で、個人的にはかなり負担が少ない。
財布が許せばどんどんやっていきたい所です。
個人的には昆布締めはヒラメがベターにしてベストと思っており、次点でタラなんですが刺身でいけるレベルのものは入手難易度がハンパじゃなく高く幻です。足が早いのもさることながら、正直アニーがやばい。
以前タイにも挑戦したんですが、締まりが浅くイマイチだったので今回リベンジしようとかそんな気分になりました。
タイミングのよいことに、スーパーに湯引き済のやつがあったので買ってきました。ちょっと値は張りましたが、ロマンとはそういうことではない。
前はサクごといったので、中まで昆布感が浸透しなかったのでは、という推測のもと、刺身の体を整えて昆布することにしました。
ちなみに刺身包丁などありませんのでいつもの三徳で引いた。湯引きだと表面が崩れやすいですね。
平たくて大きい昆布はアホみたいに高いのでコスパが見合いません。下手すると魚より高いもありえる。
では安い昆布をとなるわけですが、大抵はくちゃくちゃですので、積極的に割ってしまいましょう。
要は魚の身に昆布が隙間なく貼り付けばよい。
ステンドグラスとかモザイク画とかの気分です。作ったことないので分かりません。
軽く水を打ってラップで巻いて冷蔵庫。
一晩め(24時間)で薄めに、二晩め(48時間)でかなり深めに締まります。個人的なストロングポイントは32時間なのですが、食事時に合わせるのが面倒。
これは40時間くらいです。
だいぶ水分が抜けており、硬くなりつつある。
これ以上いくと昆布味が優勢になってくるので、マテリアルによってはこのへんが限界かもしれない。
皿に移して、たべる。
タイですねー。
湯引きしてあるからか結構な締まり具合。まあタイ自体味のある白身なので昆布に負けるほどではないですが。
んんんんんん。
ちっぴりワサビ付けるといい感じです。
昆布締めにするといつも以上にワサビが効く気がするので、ホントに箸の先にちょん程度。写真は若干つけすぎです。
めしが進み、この日はそのまましにました。