カルボナーラ?
風邪ひいてくたばってました。
というかまだ微妙に復活していません。復活する必要があるということは死んでいたということで、まだ=途中段階ということはゾンビということなのでしょうか?
はてさて繊細な味付けとか微妙な火加減がアルティメット苦手な自分にとってカルボナーラはかなり苦手な部類の料理です。
要は卵液の火の通り具合と、いかにチーズを結着させるかということですが、色々レシピを試したもののどうも安定しないというか再現性が正確ではありません。
なので数々のレシピを解体して、逆説的に「人為的なパラ調整を極力排除し安定した」カルボナーラっぽいモノを生成しました。
カルボナーラをもっとも手軽・確実に作る方法は何か。
おそらく最もテクがいらないのはレトルトのソースを使うことだと思うんですが、個人的には別ベクトルの代用品だと定義していて、あれはベーコンとクリームソースのパスタであってカルボではないと思うんですよ。
即席としてはたぶんキューピーのこれを使うのが得策でしょう。
キューピーのカルボの素はかなり出来がよく、肉がほぼ無いのとムラなく混ぜるのに難易度が存在する点を除けば即席最強ではないでしょうか。
なので、このパスタとあえるカルボ素を簡単に作れれば良い、と結論しました。
まずパスタないと何にもならない。マニュアルどおり1.6mmので7分にタイマーセットです。
ゆでてる間にカ素を作ります。主な材料は以下。
ハーフベーコン1パックを、それらしく切って小鉢に敷きます。
パルメザンチーズだと繊細な状態変化を要求されるのでクリームチーズに変えます。個包装を1こ。
クリームチーズはこの段階でぐにぐに潰しておくと後が若干楽です。
チューブにんにくを5mmほど出して、フタして600wで1分レンチン。
熱いうちにクリームチーズを崩し、ベーコンから出た水分と混ぜてなじませます。
小鉢が熱いうちに卵黄を投入して混ぜます。
ちゃんとしたカルボは全卵のシャバシャバをトロトロにしようとするから難しいのであって、ちゃんとしなくていいなら最初からトロトロな部位のみ使えばいいじゃんという。
塩コショウ振って、隠し味がほしい人はここで昆布茶でも入れるとよい。
出来上がったこれをパスタにかけ、
あえたら完成です。
粗挽きコショウと粉チーズを掛けると雰囲気出ますね。
簡略化しまくった割にはカルボらしい味がします。
キューカ素と比較してのメリットは、
個人的には仮ボナーラとか名付けていたんですが、親友S氏にこのレシピを教えたところ「クリチナーラ」という大変微妙なネーミングをされました。
インモラルなフィーリングを感じるのは自分がアンモラルなだけですね。