餃子の皮でラザニア
コールミーハローハロー。
餃子の皮が依然として余り続けています(計画性ゼロで90個とか作るからです)。こういう時はチャットでオーディエンスですね。
自「小麦粉を水で練って平たく伸ばしたものを使う料理教えて麦博士」
友T『餃子?』
自「ぬしゃほんのごつ使えんにせじゃのう! それでも大学院で麦の研究してたのかよ!」
T『俺がやってたのは麦の遺伝子地図の研究なんだけどなあ。食文化まで知るかよ!』
自「ちえっ。じゃあもう何でもいいから平たい小麦粉加工食品で何か知らない?」
T『うーん、ラザニアは?』
自「それいいね。まっこと麦博士は賢しかばい!」
T『麦博士で括るのをやめろ!』
ということでラザニアです。
モニターの前のあなたはラザニア好きですか? 自分は好きです。好きなんですがラザニアって結構ハードル高くて、家庭で簡単に作るとなるとこういうラザニア作成キットを使うことになるんじゃないでしょうか。
そもそもラザニアという種類のパスタが一般的なスーパーで見たことないので、でかい店に行くか通販か自作かを要求されます。
そこにきて餃子の皮で代用しようということですね。
まず主な材料。
餃子の皮リサイクルレシピなので、他の材料も簡単にします。というか餃子の餡ほどの手をかけたくないのはチャパティのときと同じ。
本来ならラグーソースを作るんですが、ミートソースで代用。ラグーより水分多くなりますがまあいいや。
まず一層目はミートソースを敷きます
次はホワイトソース。
ホワイトソースは一缶使い切るほどは使わないので、小分け袋のを使います。缶より割高ですが、ちょっと使いには便利。課金しましょう。
ついでにちょっとだけチーズも撒きました。
あまり入れると脂っぽくなるのでほんの少し。写真は若干入れすぎです。
餃子の皮は半分くらいに切っておくと食べやすい。
これを敷き詰めます。
本家ラザニアだと形が決まっていて皿形状も考慮が必要になりますが、餃子皮だとアドリブきいていいですね。意外な利点。
これを積み重ねます。
ウォー
ラストはホワイトソースとミートソースをかぶせてチーズ撒いておきます。ミートソースは2人前のを一袋、ホワイトソースは2袋使いました。
ラザニアキットだと3層がせいぜいですが、この量だと5層くらいいけます。皿の大きさにもよるのでこの辺は状況に応じて。
あとはオーブン250℃20分で、
こうなります。ました。
見た目はラザニアらしいというか、ドリアやグラタンと見分けつかないですね。観測者問題。これはドリアですか? error_ヒューム値を参照してください。
観測。
まあ味的にはラザニア(近似値)なんじゃないでしょうか(てきとう
本家ラザニアと決定的に違うのは層のコシで、餃子の皮だと徹底的にのびのびになったパスタというか、半ば溶けてない?みたいな仕上がりです。めっちゃ柔らかい。まあスプーンやフォーク突っ込んで簡単に切り分けられるというメリットありますが。
写真だとギリギリ層が認識できますけど、口に入れると何が何やら。
このルーズさが許せない人はちゃんと本家ラザニア使いましょう。
総評としては、餃子の皮と出来合いのソースで作る手抜きレシピとしては割といいんじゃないかなというところです。ラザニア感は得られる。
ただ流石にボリューミーです。味濃いし。
とりあえず半分食べて、残りは翌日にしました。
ハラヘリ具合には日々ムラがあります。