チャーハン〜テフロンパン編〜
先輩W「トマト苦手ならミニトマトは?」
自分「ああーそれはトマトよりダメですね、あのブチュッと出るカンジが」
W「ブチュってwww眼球かよwww」
自「うおお思ってもなかった例えされて、嫌悪感が次のステージに進みましたよもうミニトマト食えねえー!?どうしてくれるんだこのやろう!」
有罪(ギルティ)
テフロンフライパンでチャーハン作りますよ。
よくある「冷や飯を水でほぐして油と玉子を先に混ぜ、ぜんぶフライパンにあけて火を通す」方法だとあんまりうまくいかなかったので、めしと玉子がうまくいった状態を混ぜることで安定化を図りました。
あらためて考えると、チャーハンの要点は
1...めしのパラパラ感
2...玉子とめしの混ざり具合
かなと思うところです。
この2がなかなか難物で、油断するとフワフワ感が無くなるし、あるいはめし同士を固めてしまう。
玉子が固まっていく最中にパラパラになっためしが加わり、固まりつつ油でめし粒どうしがほぐれるのが理想です。
特性的に中華鍋は、炒めに関しては強火で一気に火を通すのに向いており、火が弱いと油のキレが悪いのかすぐこびりつく感あります。チャーハンではこれを火加減フルマックスでねじふせている感があります。
テフパンだとこれだけの火力を出すとフッ素層を消耗するというデメリット。逆に低火力で時間をかけられるというメリットも生じます。
時間をかけることで状態変化の見極めを容易にし、テクをどんどん削いでいけるのがテフパンチャーハンの良いところです。
前置きが長くなりましたが玉子を溶きます。
粉末ガラスープ入ってるのでちょっと色が付いてます。
テフロンパンに玉子を広げますが、これは火をつける前に広げます。つまりテフパンが冷たいうちにやる。いいですか冷たいうちにです。きいてますか。
よろしくおねがいします。
ごく弱火にして、卵液を温めます。
するとタンパク質の凝固温度に達し、ふよふよし始めます。
よく混ぜて、一気に固まらないようにします。固まる速度によっては火を切ってもいい。
スクランブルエッグにはまだ早い、くらいの段階で別皿にあけます。写真は少し火が通りすぎです。もっとデロデロの段階でオッケーです。
レンジでアツアツにしためしに、ごま油をバーっとかけて、ザクザクほぐします。
ほぐれが足らなければごま油を追います。
最初にかけるごま油の段階でビビらないことが重要。あまり混ぜ回数が多いと流石にネチネチしてくるので。
ごま油で十分めしがほぐれたら、フライパンにあけます。
加減は中火で。
ほぐし作業で冷めためしを再加熱しましょう。
十分熱が入ったら、さっきの玉子を投入。
ザクザク混ぜていくと、めしの熱で一気に玉子に火が通ってくれます。ボソるよりも早く飯粒に絡んでくれるのが気持ちいい。
〆にひとさじの水か酒を入れると、もっとパラパラで、かつしっとり仕上がるのでやっときましょう。
素チャーハンとしてはここで完成なので、後は好きなように具を入れていきます。
近所のローソンのパック刻みネギ便利。
こないだの煮豚の頭とケツを残しておいたので、刻んで入れましょう。
で完成。
うむちょっと火をいれすぎた。
写真撮ってたから、という言い訳をします。
ホントはもうちょっとジャストなあんばいに仕上がります。
中華鍋でやるより手順が多いですが、そのかわりクオリティの安定性はこちらのほうが上です。
ちなみに玉子の仕上げについては、湯煎でもいいのでは?と思った時期があり、実験したら、
ボウルにクッソこびりついて大変でした。
安物(百均)だからか?
今後はやるまい。