シーフードドリア
よく『新幹線で指定席をクレクレされた』みたいなエピソードを見かけるたびに、何で自分には来ないのかが悔やまれます。
宗教勧誘とかも来てほしい。理詰めもいいですけど、斜め上のアッパー回答すると彼らバグるんですよね。
上大岡に越して半年くらいに仏教系の勧誘があったので、
自「すいません、わたし何年か前にテレビで取り上げられた宗教の信者でして・・・他教の方とはお話するだけでもちょっと・・・」
勧「あっ、えっと、申し訳ありません失礼します」
で、帰ってしまいました。心なしか引いてた。
失敬な、ゾアメルグスター教の何がいけないというのか。
焔猫亭でヘビーローテションしてるメニューに、シーフードドリアがあります。
シーフードドリアにはかなり執着があって、幼少のころ八王子の駅ビルのファミレスに行くたび、母上が引くくらいシーフー連発していました。
あのシーフーの味を再現したいだけなので、プロいレシピは知ったこっちゃありません。
分量として明確なのは、
ごはん……1合
ホワイトソース……1缶
シーフードミックス……1袋
これらを丁度よく使い切るために、料理用ワインだのバターだのがありますが、おいおい登場してもらいましょう。
なぜ後半は分量を書かないのか。
いつも適当なので書こうにも書けないからです。
常識的な量であれば破綻しない要素ということでもある。
大きく分けると、A:シーフードシチューとB:青のりバターごはんをつくり、BにAをダッとぶちまけ、ガッとオーブンすることになります。
Aを作ります。
温めたフライパンに、直に凍ったままのシーフードミックスをぶちまけます。オリーブオイル敷いてたりしますが、個人的には完全に気分の問題。
解けるなりして水分が出てくるので、チューブにんにくを絞ります。いつもは5cmくらいと思いますが、ガツンといきたい場合は好きなように。
具と水分とにんにくが混じったら、白ワインで汁の量を倍にします。
沸いたら火を止めてホワイトソースです。
たまに缶を振っただけでにゅるぽんと出てきてくれるんですが、期待せずいきましょう。
負の感情を生まないコツの一つは期待をしないことです。
あらかた混ざったら、弱火にしてさらに混ぜます。
火を止めていたのはなるべく水分を飛ばしたくないからですが、ホワイトソースはぶちこむ工程と混ぜる工程で手間取るとすぐ焦げるという事情もあります。
ソースがなめらかになり、ぽこぽこ沸く程度に熱が入ったらA完成。
隠し味的な物が欲しいので昆布茶入れましょう。
塩味を補強したいわけですが、ストレートに塩というのも安直だし、味の素というのもつまらないので昆布茶になりました。
Bです。次元連結システムのちょっとした応用で、すでに完成しています。
要はバターごはん1合に青のりを混ぜたもので、何で青のりなのかというとパセリが無くなったときに代用したからですが、こちらのほうがコスパが良く、用途が広いので採用です。
おなじ海産物だし相性もいいだろう。
Bをグラタン皿にしき、ぱらっとチーズ。
Aをぶっかけ、ならしたら、
またパラリとチーズ。
飛び出ているイカとかエビとかをソースに沈めます。焼けて硬くなるのがイヤなだけで、好みの問題でもある。
オーブンは余熱なし250℃22分というところです。
できた。
うみゃい。
我慢できずに食べてしまったので、質感の写真がない。どうせまたすぐ作るので、そのときアップします。しないかもしれない。
米1合で作るのでかなりでかく、個人的な欲望だけで出来ているようなシロモノです。
2皿作って片方は保存でもいいですが、
ABを組み合わせて時間をおくとBがかなりふやけてしまうので、分けて保存するべきでしょう。
現地からは以上です。