さつまいもの極限値・追記
まずはこれを見てください。
見事なモノだとは思いませんか?
これまであまりイモの品種にはこだわりが無かった、というか「そら安納芋とか鳴門金時とか、ブランドものは高い分うまくて当然やろ」とか思っていて、八百屋で品種すら書かれない程度のやっすいイモを極限化してこそだろうと思っていました。
逆にいえば、高価であるぶんステータスも同等にかけ離れて違うという意識があり、安いイモは品種違ったところでドングリの背比べと思い込んでいました。
違った。
このイモは紅まさり。
よく店先に並ぶのはほとんどが紅はるかで、今までは意識せずソレで極限値追求をしていたわけですが、先日出会ったコイツはなんと紅はるかと等価かやや安いにも関わらず、極限化したときの出来がワンランク違います。
甘く、そして水分も十分。しかしネバつく質感ではなく、何というか蜜が染み出すような食感です。
紅まさりは今のところ、駅前のスーパーでしか見かけていません。これからも継続して調達できるか謎。
なので仕入れの安定感としては紅はるかに譲る面があるでしょうが、 個人的にはこれがベストと言いたい。
ちなみに安納芋もやりました。
メソッドは同じ(ホイペ180℃90分)でいいらしい。
確かにうまいんですが、コストがかかる。
クオリティ的には紅まさりに近いというか、むしろ紅まさりが安納芋に近いステージにいると評するべきでしょう。