カオマンガイ Ver.1.5
よくSとMって補完関係にあるって言うじゃないですか。
自分以前はそれに懐疑的で、つまりM側は自分に対する責めを悦びとして受け入れる・・・責めのベクトルとしてはS→MでもM→Mでも良いというスタンスに対し、S側は責めた相手が苦しむのが悦びなワケで、責めるとMが悦んじゃうS→Mというベクトルは成立しないと思ってたんですよ。
そんな話を知人H氏としたとき、
H「でも(Mが)欲しがるものを与えない、って責め方もあるよね」
と言われて、ああなるほどって思いました。
あとH氏は必死に否定してましたが、悪いけどアンタ絶対ドSだ。
ちなみに自分はキツめのお姉さんにイジられたい願望がありますが、できれば何か1点でいいので弱みを握ってたまに下克上できると理想的です。
カオマンガイの手軽さがなかなかで、何度かリピートしているのですが、やはり本物を食べておかないと、と思って近ごろ何店か回ってます。
これはタイステーションです。
他のは撮ってなかった。ガイトーンのもなかなかでした。今度写真撮ります。
今回はこれらの経験値を反映して、カオマンガイをちょっとアップグレードしてみます。手間が増えるんですが、Ver.2.0にするときに整理することにしましょう。
まず鶏肉ですが、柔らかさが重要と思いました。
炊飯器で同時ドンだとやはり高温だからかパサく感じるところがある。ムネではなくモモを使う手もあるんですが(というか店の中にはモモ肉派もあった)、脂っこくなる不安もあるし何より値段的にムネがいいんですよね。
なので定温調理にしてみます。
親子ユッケ用もあるので、3枚一気にやります。
カオマンガイ用は、鶏ムネ肉といっしょに少量の酒とチューブしょうがが2cmくらい入ってます。
次にコメ。
タイ米は香り重視かつサラサラ食べられるのが重要なのであって、あまり味がしっかりしてなくてもいいと思ったので、ムネ肉なしで炊きます。まあムネ肉はAnovaしてるので入れたくても入れられませんけど?
なので水はキッチリ400ml。
鶏ガラスープ粉末とチューブしょうがは今回も同じ。味付けをしないとは言ってない。
あっタイ米は前と同じのです。というかコレ以外の入手ルートを確立していません。どうとでもなる気もしますが、模索もしてない。OKストアにあるかなあ。
浸水なし急速炊飯40分も同じ。
タレはマテリアル的にはほぼ前と同じで、ネギ、にんにく、しょうが、しょうゆ、ナンプラー、オイスターソース、にんにく酢、ごま油、ラー油が更に混沌(プルス・ケイオス)としています。分量はもうよくわかんないというか、味見しながら着地点を調整。オイスターソースいらないかも。
タイ的味付けでいうと甘みがもうちょい欲しいですが、砂糖だと安易なので今度考えます。
そうこうしてるうちにムネ肉を上げます。
60℃とはいえ人皮はやけどするので、粗熱とって、
ほぐします。
汁っけは切っておくといいかもしれない。
コメも炊けました。
パラパラ感が命と思うので、即ほぐし、そのままフタは開けて湯気を逃し、水気がたまらないようにすることにしましょう。
コメ、肉、タレを合流させて、
できました。
コメと肉を分けてみたんですが、あまり意味ないというか少なくとも利点はないです。どうせ肉といっしょにコメ食べるので、上に乗せたほうが合理的。
オッケーVer.1.5。
コメがよりサクサク食べられるようになり、肉の質感も定温調理で正解と思います。パサい感じが全くないので、すごく口滑りがいいですね。
割と“夢中で食べられる”系になったような。
2合ぶん出来るので、半分は明日食べよう。
定温調理でちょっと時間をくうのがデメリットになりましたけど、コメ炊く時間と相談すれば、まあ1時間以内で片付くので許容範囲内じゃないでしょうか。
肉イン炊飯器の手軽さには負けてしまいますが、料理の質としてはこちらのが上のステージにいます。
色的に青菜のあしらいが欲しい気がしますが、自分パクチーはダメなので、他の何かですね。Ver.2.0にするときに何とかします。どうにもならないかもしれない。
未来のことは分からないので、誰かTFPかTARTAROSで観測してきてください。