ナイスクリーム
大学時代の先輩であるN氏から、
「こんなものがあるので食べてみたい」
と言われたので作りました。
作ったら作ったで、
「今から食いにいくぜ」
「ようごわすとも!」
このような流れによる理不尽な因果律により焔猫亭のリソースは失われていきます。
それはそれとして、某コミックのせいで江戸時代近辺の間違った歴史観が植えつけられつつあります。
家康は巨大ロボのパイロットではありませんし、本多正純の首は脱着式ではありません。ああでも鬼島津に関してはいくつか史実がアッアッ(侵食中
でナイスクリームが何かということなんですが、調べてみると「凍ったバナナをミキサーにて粉砕して作ったアイスクリーム」ということのようで、ミキサーないよ?→ハンドブレンダーならある→フードプロセッサキットあるね!となりました。
この時点で、ハンドブレンダー動力のフードプロセッサが凍結したバナナをチェストできるか不明です。
なので、
「チェストん前に小さく切っとくんは女々か?」
「名案にごつ」
時空間が赤方偏移してバナナが凍りました。夜だったのが朝になっています。たぶん異常です。観測者が。
バナナのみでは粘度がやたら高いので、すこし牛乳をいれておきます。
ガー回します。
おはぎの餅のつき加減を半ごろしと称するならばフードプロセッサは全ごろしであり、これはもうチェスト関ヶ原なのでは?
これはチェスト関ヶ原にごわすからな
バナナに粘りがあるため、質感が簡単にアイスクリームになります。ソフトクリームとかこんなくらい。
けっこういい量になりました。これでバナナ3本くらいです。
ぶん回してると溶けてきてしまうので、冷凍庫でちょっと締め固めましょう。
できた。
「バナナよの!」
「バナナにごつ!」
予想は付いてましたがひたすらバナナです。
そりゃ材料的に生でやったらバナナピューレなので当然ちゃ当然ですが。
とりあえずシナモン振って食べました。
チョコチップ混ぜてみるといいかも知れない。
難点としては、元がバナナなら凍らせれば全体的に一体化したバナナになるわけで、冷凍しすぎるとガチンゴチンになりウルトラ難儀します。あずきバーを想像してください。
出来たてをそのまま食べるか、一食ぶんで小分けにするなどの工夫が必要。
アイスクリームのようにある程度の柔らかさを維持しつつ凍結させる方法については今後の課題とします。