レプリたちばなとん汁
ハーイ切れてますかナイスバルクですか。
ウルトラマンタイタスいっぱいしゅき。全国のちびっ子にも人気。やっぱ理屈がどうこうよりも先ずフィジカルでぶん殴るのはいいですね。見た目からして強そうだもん。
ああいう路線はきっと外人ウケも良いでしょう。特にアメコミ勢はピチピチスーツのゴリマッチョが好きですから。古典的にはスーパーマンとか。
個人的にはU40出身というのがひどくツボい。ジョーニアス兄さん見てますか、後輩が地球でムキムキデカデカですよ。
先月親友S氏がウチに遊びに来まして、そんときにたちばなのとん汁を貰いました。まあその日のうちに2人で食ったんですけど。
んでそのとん汁がシンプルながら旨くて、シンプルならば近似できるんじゃ?とか不遜なことを思いました。調べてみると嵐にしやがれとかペコジャニ♾とかでやってたみたいですねアイドル興味ないし知らなかった。
このレシピはとにかく玉ねぎを大量に使う、というか水分の大部分は玉ねぎのそれを使います。
個人的にこういうものは大量に作るほど勝ちと思ってるので、寸胴いっぱい作ります。
玉ねぎ剥きます。
玉ねぎの素早い剥き方については包丁人味平を読むといいと思いますけど、あれは用途によりけりな気もする。今回は1cm程度に半月切りです。
ともあれ、中7個くらい用意する。
豚肉はバラ500gくらいです。そこそこ金が掛かる。玉ねぎが安いのか肉が高いのかよくわからん。
ぬるま湯500〜600ccにダシを溶きます。
冷凍庫にパワーだしがあるんですが、まあ今回は初発だし、言うてとん汁だし。いっそ無くても、それはそれでクリアなとん汁になるんでは。
今度試します。
みそは150gくらいですかね。おたまにグッと盛る。
『寸胴いっぱいのとん汁』に帰結させるには、濃いめに作っておいて損はない。
みそベースでまず肉に火を通していきます。
強火にしすぎると鍋の外側から焦げていくので、中火くらいです。
通った。もう食いたいですねおい米。だめです。
玉ねぎをゴッと盛って、
豆腐2丁をドワォと載せる。
この時点で水面がまったく見えませんが、玉ねぎが煮つぶれることで水位が上がります。
フタして、中火〜弱火で30分煮ていきましょう。
魔力が命をとろ火で煮込む。
グツグツ言い出すと水位が上がるのがわかる。
30分経ちました。
もう玉ねぎは柔らかく、菜ばしでも切れます。
しかしまだ原型を保っている。
そこで豆腐を一時的に救出し、
残った玉ねぎを木ベラでごんごん押し込み、強制的に煮つぶして形象崩壊させてやりましょう。
なんだか似たようなことをした記憶がある。
するとこんな。
ビジュアル的にも本家に似てきました。
豆腐を戻して、冷めたぶん再度煮立たたたたせます。
注意が必要。
形象崩壊後の鍋は容易にコゲつきます。特に肉と豆腐。なんででしょうね。理屈は分からないけども結果が困ったことになるのは確定なので。
ともあれ完成。
初発にしてはそこそこのモノかなと思います。
玉ねぎから出る水分がめっちゃ甘く、みそがしょっぱく、豚バラの脂と合流してごはんがガバガバ入ります。うまい。
ただ本家は新玉ねぎを使っていたり、みその配合が違うので、やはり違いはある。あと大量に仕込める大正義があります。
まあ家庭用に簡単コンバートしたわけだし、概ねこんなもんでしょう。
だとすれば逆に、本家に忠実である必要もなかろうと思って、若干アジャストしました。
玉ねぎと肉・豆腐の分量は変わらないですが、肉の内訳は豚バラ200g、豚肩300g。本家仕様だとちょっと脂っこかったので、赤身比率を増したのと、豚肩のが安いんだなこれが。
あと右下のはしょうが。
薬味は別に入れた方が...とも思ったんですが、本家仕様だとちょっとアクセントに欠く感があったので。もうちょっと細切りにすべきでしたが。
まあ後の行程は変わらないので...
はい。
なんなら丼に盛っても違いがほとんど分からないので省きます。写真すら撮っておらん。
結果は概ね成功といえます。
脂っ気が適正化し、しょうがも仕事をしてくれました。これはスタンダード化していいな。
材料そろえて、切って、汁仕込むのに20分。煮込んで30分。玉ねぎ潰して10分の、トータル1hrで寸胴いっぱいのとん汁を生成できました。コスト的には¥1600〜1700くらいで、丼7〜8杯くらい作れます。一杯¥200くらいか。
今後も改良に与う余地はありそうですが、あまり複雑化すると本家と外れすぎるし、ベースとん汁としての微調整かなー。またやります。