カレーを作るときがきた
Fans HobbyのPower Baserが届きました。
トラン○フォーマーのスーパージ○ライっぽい人です。
30年前、スーパージンライの玩具をクリスマスに買ってもらって以来の再会?となり、何か、こう、くるものがありますね。
デカいゆえアクション性とかバランスとかちょっと大変な所はありますけど、諸々チャラに出来るロマン補正とデキです。マッチョとは違う胸元のボリュームが当時品を思い起こさせてすげえ。非正規がこれじゃ本家タカラも大変だなあ。
ちなみに本家の当時品はこんなんでした。写真は転載。
うーん大変だ。
30年経つとこうも、という感じですけど、これはこれで当時はかなりカタルシス感じるモノだったんですよ。こういうの設計する人って大変ですね。
今週は色々と大変で、まあ要は忙しいってかあんまり台所に時間かけてなくて手抜きばっかだったので、今回は思いっきり手をかけて、思いっきり作り置きカレーを作ります。つまり来週も平日は手を抜く気です。
カレーを作り置きするときは、基本的に素カレーにしてます。
要は具のないカレーですが、形として入ってないだけ。ココイチとか安いレトルトカレーみたいなもんですよ。
なので?材料はこうなる。
たまねぎ、にんじん、セロリ。イモは使いません。なんであるの? 聞けば答えが返ってくると思うな。
あと肉。合挽きと手羽中です。
これで本当に具のないカレーを作る気があるのか。あるんですよ。
わかる人に言うと、ミルポワとコンソメスープ混ぜてカレーにすれば最強じゃね?って方向性です。(決してまともにミルポワとコンソメ作ろうということではない)
まず野菜を処理します。
にんじんとセロリを小さくして、ハンドブレンダーのフープロOPTで粉砕します。トマトジュースでゆるめるとうまく回ります。
小鍋にとって、火にかけておきます。
弱火でひたすら放置しグズグズに煮込みます。
次は肉からダシを取ります。そのための肉です。役目は具じゃないんですよ。
まず手羽中を強火でざっと炒めて焼き目をつけます。
火を通す必要はない。
水をぶちこんでフライパンの中身を全部溶かしこみ、
ブーケガルニと一緒に鍋で煮ます。脂とアクが出ます。課金してアク取りシート使いましょう。
あらかたやったら手羽を取り出しておきます。
手羽はもう使わないですが、味がスカスカなだけで食えるので冷蔵庫にでも。
次はひき肉です。
にんにく炒めておき、
ひき肉と、さっきの鳥汁をおたま2〜3杯合わせてぐりぐり混ぜます。
合流地点。
沸かすと邪悪な量のアクが出ます。
派手なのはおたまで取って、終盤はアク取りシート2枚投入しました。
肉汁。網で濾して、鍋をあけます。
ひき肉も手羽中と同じく保存しとく。
あいた鍋でたまねぎを炒めてます。
牛脂引いたら火がフルマックスですごいことになりましたか私は元気です。
いい色になったらさっきの肉汁を投入し、ブレンダーで全て粉砕します。
そして別鍋でクタクタになった野菜どもを合流。
しばらく煮ます。
ここでちょっと味見というか、野菜どもの崩れ具合をチェック推奨。柔らかくなりきるまで煮込み続けます。
良ければカレー素を投入しましょう。
今回は折角なのでちょっと良い物使います。
そうして仕上がったのが↑です。
この時点でかなりうまいので一杯だけ食べました。野菜の甘みがどうのこうの。
鍋は扇風機にでも当てて冷まします。冷める過程であじがしみてどうの。
冷めたら一度沸かし直し、また冷やします。この工程で1日寝かしたという気分にします。
冷凍の準備に入ります。
氷作るトレーが便利なんです。
みっちり敷き詰めて、冷凍庫。
翌朝バッキバキになって取れなかったんで、温浴してもらいました。
これらをジップロックに詰め込みます。
こんなん。
これで冷凍庫に再度ぶち込んでおけば、鍋一杯のカレーだったものを1ヶ月程度は楽しめると。
ブロック状にしたいので具があると邪魔なのです。
食べるときは冷たいコメに↑のブロックを直接乗せて、
ラップして長めにチンしてやればよい。
保存しといたひき肉と手羽中なんぞトッピングしてみるとこんなんなります。
手前味噌ながらクッソうまい。
要するに具が原型をとどめていない『きのうのカレー』を直接生成したようなもんです。単純な濃度もめっちゃ濃くていいです。ご飯に染み込まない固さ、と言って共感してもらえる人いますか? ゆるい方が好み? 水入れてレンチンしましょう。
素カレーなのでトッピング重視。
目玉焼きもいいですし、豚しょうが焼きなんかもいいですね。
出汁ガラひき肉がっつり入れて、キーマカレー気分にしつつチーズも足す暴挙をしても咎められないってサイコー。