煮豚
年末年始なにやってたんだよというと、豚肉を煮てました。いや正確にいうと煮てはいない。ようするにanovaくんが仕事をしたということです。
殺伐としたblogに豚かたまりが!
\ジュウウウゥウウ/
肉屋をのぞいたら、もう緊縛済みの豚モモかたまりがあったのでそれ使います。
まずフライパンで表面に焼き目を付けます。焼き目だけでよいのはローストビーフと同じ。
こんなん。
タレも用意しましょう。
つっても適当です。
しょうゆ、みりん、本かえし、酒、りんごジュース、しょうが、にんにくが混沌としています。ウルティムム?
コショウ少々。煮込む系はコショウだいぶ強くなりますので入れ過ぎはいけない。
さっきのタレを十分入れて、
Anovaくんゴー。
写真は62℃になってますが、修正して65℃にセット。今回は長丁場なので、厚生省ガイドライン守ります。肉が2つあるので、8時間と15時間でいってみましょう。
これは8時間です。
冷ます工程のセオリーは無視して、とりあえず引き上げたてを半分ほど切ってみます。
ぷよぷよで肉質めっちゃ柔らかい。
味のしみこみは浅いですね。やはり一度冷まさなければダメか。
翌朝、冷蔵庫から出した8時間くんです。
まあ肉の宿命的に硬くはなるんですが、ハムくらいの硬度でモリモリ感ある。ちょっと脂身多すぎですけど。味はそこそこ浸み込みました。
そしてこいつが本命の15時間くん。
日陰に吊って冷ましておきました。
夏場だと出来ない芸当。冷める通り越して冷えるまでいくと硬くなることが容易に想像できるので、ぬるい<冷たいくらいのバランスで取り出してみる。
ビジュアルはいいですね。
切ってみるとこんなん。
ほどよく桃色で、ぷよぷよ感はないですが柔らかさは感じていい塩梅ではなかろうか。
細切れにしてご飯と食べるとガツガツいけますね。
やはり冷ます過程において味が染み込むというのはあるようで、風味はもとより塩気も入ります。
長時間やることで圧力鍋とは違うほぐれ感を得られます。放置するだけでいい分、手軽かもしれない。
それにAnovaは洗い物が出ませんし。
冷蔵庫で完全に冷えたあとは、適当に切ってレンチン一発で柔らかさを取り戻しますので手軽。
なおタレがたくさん余りました。
少し煮詰めて脂きって、再利用することにしましょう。もっぺん煮豚にするのもいいですね。