【評価△】たまねぎのオーブン焼き
今回作ったコレは要研究というか、現状のままだと再作成はしないなというか。
たまねぎあるけどなかなか減らないので、じゃあたまねぎだけ食うか、と短絡しました。
ファーブル昆虫記によれば南プロヴァンス地方では生たまねぎに塩つけて齧り付くのがデザートだそうです。たぶん新たまねぎかつ品種的な違いがあるんでしょう。日本の市販のたまねぎでやったら悶絶する自信がある。
というわけでたまねぎは加熱してナンボという認識のもと、たまねぎのみを食べるべく丸焼きにしました。
皮付きのまま使います。
オーブントレイに乗せるため、根元を平らに切っておき、頭頂部には十文字に切れ込みをいれました。
オーブンを250℃に余熱し、30分いきます。
するとこう。
もっと派手に焦げるかと思ったらそうでもないですね。
底部ではたまねぎの汁が溜まって焦げています。糖分があるのでそういう焦げ方をしている。
盛ってみました。
味付けはけっこう悩んだんですけど、日本食ではないなということでマジックソルトです。洋物でこまった時はこれ。
変化も欲しいので、シュレッドチーズを少し振りました。
うん、まあ、その、火の通ったたまねぎだよね。
決してマズいわけではないです。半ナマなところはないので特有のツンと来る感じもなく、甘みが強調されているため抵抗はない・・・
んですけど、これだけを食べ続けるにはたまねぎラブ適性が必要な気がします。自分はムリ。付け合わせで1/4玉かちょうどいいくらい。単純に飽きがくるのが早いのもありますが、オーブン使う手間と釣り合いませんね・・・。
これは決して味付けによるものではなく、たまねぎが味の主体であるための感覚と判断します。
風味的にチーズはかなり合うので、組み合わせを閃いた人は天才だと思います。
結論。
焔猫亭としてはたまねぎは主演ではなく、あくまで助演で料理を支える存在である、と改めて定義されました。
このラインを越えるためには、素材か工程的に何らかのテコ入れが必要です。というかオーブン焼きはやめて、素直に輪切りをフライパンでソテーするのが安定なのでは?