肉餃子
型月脳としては「主人公のクラスの担任の先生」というワードを見ると、《主人公》の位階(クラス)の"担任の先生"と解釈しがちになります。
もしかして: アティ先生
チッうっせーな料理しまーす2。
今回は先日宣言した肉主体セッティングの焼き餃子ですね。
まあやることはほとんど変わらないわけですが。
主な材料としては、ひき肉、ひき肉、キャベシ、にら、にんにく、しょうが。
まいったな、ひき肉がダブってしまった。
もちろん故意です。過失ではない。でも情状酌量の余地はあって、要するに肉の質を変えたいというものです。
合挽肉は牛7豚3で構成されています。ひき肉的に牛豚がどういう意味を持つのかというと、牛肉は全体の硬さ〜牛肉寄りの肉繊維的な食感であり、豚肉は逆に柔らかさで、肉汁を出してくれます。
というわけで、焔猫亭的には餃子というテーマにおいて牛5豚5の等比率がベストという見解。ハンバーグのタネより柔らかく、肉汁重視なのです。
今回は生にんにくあるのでこれを絞ります。しょうがはチューブだけど
IKEAのにんにく潰し器はソリッドなデザインでカッコいいですね。丈夫だしカップ部分も外せるので洗いやすく実用性も○で、高くもないし。
さてヰャベシを湯通ししておきましょう。
しんなりしたら刻みます。
ヰャベ氏を湯通しするのは生焼け防止もありますが、それよりも刻んでるときに飛び散らなくなるのがグッドです。ビタミンとか気にする人は苦労してください。
あと水気を切りやすくもなる。フルパワーで絞って、
肉へシュウウゥーーーッ!
ニラはすでに入っており、ごま油、酒、しょうゆ、塩コショウを投入。気分でちょっぴりオイスターソースいれました。
黄昏よりも昏きもの・・・血の流れよりも紅きもの・・・時の流れに埋もれし偉大なる汝の名に於いて・・・我ここに闇にt(歳がバレる
うおォン 俺はまるで人間餃子製造機だ。
これと同じのがもう1枚半出来ました。60個近いですね。作り過ぎ。
まあいいや明日も焼くし(既視感
焼きます。
焼き方のメソッドも同じです。
①中火中火でフタして中火香ばしい匂いが中火出るまでフタして中火
②餃子の腹の中ほどまで水
③我と汝が力もて、等しく滅びを与えんことを(意訳:強火
④水が蒸発して、かるく焦げっぽい匂いで完成
皿に盛って、
ウムッうまい。ほうびにガリアください。
例の作品で餃子の話になったときに「水っぽい≠ジューシー」と語られていましたが、こちらは問題なくジューシーです。豚肉いいですね。
肉・野菜・麺成分と、完全食品というのは伊達ではないですが、やはり日本人としてはめしが傍にあると食が進みます。
ラー油と酢でアクセントしつつ食べましょう。
いくらの醤油漬け
(前略)でウルトラマンガイアが好きなんですよ。
何といっても主題歌がいい。人間がギリギリまで頑張って踏ん張っても、どうにもこうにもならないヤバくてマズいピンチの連続だから、ウルトラマンに来て欲しいんです。
人事を尽くさずして天命を待つなかれ。
さて毎年かならずやらないと気が済まない、というものがいくつかあります。
いくらは自分で腹子をバラしたほうが自作感あっていいんですが、大変に手間ですし生ゴミも出るので、省エネしたいひとは店にバラしを頼むなり、バラし済みのを買ってきてもいいでしょう。要は誇り(プライド)の問題です。
では焔猫亭の誇り(プライド)ということですが、
今回は腹子を買うつもりだったのが、バラし済みのしかなかったのでそれ使います。値段差も許容できるレベルでした。そもそも腹子もバラ子も内地はグレードの割にクソ高いので多少は気にならない説。
ともあれ、バラし済みとはいえ一度洗います。
ちょっと熱いかな程度のお湯を塩水にして、バラ子をザバーンと投入。
ちなみに真水でやると川で産卵されたと認識されてしまい卵膜が硬化を始めてしまうため、塩水は必須です。
ぐるぐるかき回しながら皮やゴミを取ります。
特にゴミというか、腹子つまり筋子でいうところのスジ、卵同士を繋いでいた粘膜は徹底的に取り除きます。アレが残ると生臭くなる。
洗いが済んだら水を切ります。
ざるの底をべしべし叩いたりペーパータオル当てるなりしてよーく水を切りましょう。水が残るとそれだけ生臭(ry
調味料はこんな感じで、しょうゆ・酒・みりんです。
配合はだいぶ沼地感があり、厳密に測って作ってもイマイチ再現性に難があります。
自分的料理論でいくとy=ax+bでいうところの添加物bの量的条件は満たしているハズで、漬け時間に相当する状態変化aも冷蔵庫に入れるだけですからほぼ同じ。ということはマテリアルのxつまり素材であるいくら自体の味・質にブレがあるのではという見解。
ともあれ配合的には、基本はぜんぶ1:1:1です。が、個人的には塩味のキレ重視であり甘みは控えめが好みなので、酒1に対してしょうゆ1.3、みりん0.7といったところです。
おたまで測っているのでかなり適当。極端いえばみりん無くても何とかなる。
ただ酒は入れましょう。酒がちゃんと入ることで生臭さがてきめんに無くなります。逆に完成後に生臭さが残っている場合は酒を足すと解消します。あと保存性が延びる。アルコール消毒してるようなもんです。
調理に戻って、水きって丼に移したいくらに漬け汁をかけます。
よく混ぜながらひたひたに注ぐ。漬け中でいくらが汁吸ったり吐いたりするのでパンパンになることもあります。汁はちょっと余らせておいて、漬け中に足りなさげだったら継ぎ足すといいです。
冷蔵庫で一晩程度寝かせておけば完成です。
上は丼からおたま一杯分ほどを汁気をきったもの。
ごはんと共に食べますが、いくら丼にするといくらがごはん熱で温まってしまうので、個人的にはレンゲかなんかで別々に口へ運びたいところ。
うっめ
口の中を写しても見栄え良くないので、イメージ画です。口の中ではこうなっている。
生ものなので日持ちはそこそこですが、調味料が調味料なので一週間はオッケーでしょう。酒も入ってるし。10日はちょっとこわいですが。
あんまり空気に触れるのもアレなので、消費に時間が掛かる場合は消毒したジャム瓶などに小分けにしておくとよい。
季節モノとして食べたい欲求はかなりのものですが、財政的負担もかなりのものなので乱発するわけにもいかずジレンマです。
気休め的には、いくらはそれほどコレステロール値やプリン体がクリティカルな食材ではないらしいですが、まあ常識的に食べている範囲でということでしょう。
ほっけ
部屋の片付けをしていたらヨコハマ買い出し紀行が出てきて、テンション上がって全巻一気に読んでしまいました。
これ買った当時はまさか横浜住まいになるとは・・・
さて焼き魚の最強はホッケです。
たとえ千の異論を突きつけられても、私が生き方を曲げる理由にはならない。
実家よりお頭付きでホッケが何枚か届きました。
ので食べます。
正直焼いている間にも理性が保てなくなり、
アーーーーーーー
ホアッ ホアーーーッ
アッ アッ、ヴァーーーーッ
ンーンーンーンーンーンー
アオッアオッアオッ
うまかったです。
しらすキャベツ
出張中です。
外出先からブログ書くのも何か変な気分ですね。iPhoneで編集してるわけで、このように焔猫亭のレシピはその日作ったものには限らないということが判ります。
N◯Kの″きょうの料理″は録画して明日見ることもできますし、キュー◯ー3分クッキングは倍速再生で1分クッキングにできるようなものです。気にしなければ勝ちです。
今回のレシピはどっかの居酒屋のお通しで出てきて大変に美味であったので作り方を乞うたところ「こうすればほぼ同じ物ができます」と教えてもらったものです。真レシピは秘密。流石ですね。
マテリアル構成的には非常にシンプルで、キャベシに釜上げしらすを和えただけですが、ちょっと工程に工夫があります。
とりあえずキャゞツの千切りを作ります。1000じゃなくていいです。300とか500くらいです。創造主は「やる気ない感じの千切り」「いっそ細切りともいえる」と言ってました。
やる気ないキャベ師が1/4玉ぶんです。
ざるにあけておき、沸騰したお湯を上から回しかけます。鍋一杯ぶんか、やかん満タンぶんくらい。
レンチンでもいいのか?未検証です。たぶん創造主は湧いてるでかい鍋にキャベシをまとめて放り込んでざるですくっています。
よく水を切り、ボウルとかお椀にあけ、軽くごま油をかけてからイワシ稚魚をぶちまけます。具体的な量は忘れました。
塩コショウを軽くふって、よく混ぜたらそこで試合終了だよ。
ひどい見た目ですがとにかく試合終了です。お椀のフチぐらいキレイにしろよ。インスタ映えとか気にするひとは良い器に盛りましょう。自分はもうこのまま食べます、
まうい。
適度にしんなりしつつ歯ごたえも残したkyabetsuとしらすの塩気がマッチして無限に食えるのではとさえ思えます。今かなり適当なことを言いました。
しかし単に千切りを口の中に詰め込むよりも遥かに食べやすく、キャペツを大量に食いたいときにも選択肢に入れておきたい。
個人的には塩こんぶよりもマッチングが良い印象です。入手難易度や保存性を考えると塩こんぶですが、ツベャキはどうせ買うのだしそのついででいいとも思います。
カルボナーラ?
風邪ひいてくたばってました。
というかまだ微妙に復活していません。復活する必要があるということは死んでいたということで、まだ=途中段階ということはゾンビということなのでしょうか?
はてさて繊細な味付けとか微妙な火加減がアルティメット苦手な自分にとってカルボナーラはかなり苦手な部類の料理です。
要は卵液の火の通り具合と、いかにチーズを結着させるかということですが、色々レシピを試したもののどうも安定しないというか再現性が正確ではありません。
なので数々のレシピを解体して、逆説的に「人為的なパラ調整を極力排除し安定した」カルボナーラっぽいモノを生成しました。
カルボナーラをもっとも手軽・確実に作る方法は何か。
おそらく最もテクがいらないのはレトルトのソースを使うことだと思うんですが、個人的には別ベクトルの代用品だと定義していて、あれはベーコンとクリームソースのパスタであってカルボではないと思うんですよ。
即席としてはたぶんキューピーのこれを使うのが得策でしょう。
キューピーのカルボの素はかなり出来がよく、肉がほぼ無いのとムラなく混ぜるのに難易度が存在する点を除けば即席最強ではないでしょうか。
なので、このパスタとあえるカルボ素を簡単に作れれば良い、と結論しました。
まずパスタないと何にもならない。マニュアルどおり1.6mmので7分にタイマーセットです。
ゆでてる間にカ素を作ります。主な材料は以下。
ハーフベーコン1パックを、それらしく切って小鉢に敷きます。
パルメザンチーズだと繊細な状態変化を要求されるのでクリームチーズに変えます。個包装を1こ。
クリームチーズはこの段階でぐにぐに潰しておくと後が若干楽です。
チューブにんにくを5mmほど出して、フタして600wで1分レンチン。
熱いうちにクリームチーズを崩し、ベーコンから出た水分と混ぜてなじませます。
小鉢が熱いうちに卵黄を投入して混ぜます。
ちゃんとしたカルボは全卵のシャバシャバをトロトロにしようとするから難しいのであって、ちゃんとしなくていいなら最初からトロトロな部位のみ使えばいいじゃんという。
塩コショウ振って、隠し味がほしい人はここで昆布茶でも入れるとよい。
出来上がったこれをパスタにかけ、
あえたら完成です。
粗挽きコショウと粉チーズを掛けると雰囲気出ますね。
簡略化しまくった割にはカルボらしい味がします。
キューカ素と比較してのメリットは、
個人的には仮ボナーラとか名付けていたんですが、親友S氏にこのレシピを教えたところ「クリチナーラ」という大変微妙なネーミングをされました。
インモラルなフィーリングを感じるのは自分がアンモラルなだけですね。
豚肉と白菜の重ね鍋
どうも、ジーク・ガイ・フリーズ!(歳がバレる
白菜安くていいですね。去年は難儀したものですが・・・。
よく世間ではミルフィーユ鍋とか言われてるヤツですね。
作り方は極めて単純なのでバーっといきます。
白菜に豚肉貼り付けて
また白菜重ねて
これを3度繰り返したら切り分けますよ。
この大きさならまず縦半分にしてからですかね。
鍋に詰め込んでいきます。
見た目が悪い?しるか。キレイに並べたほうが精神的にイイひとはそうすればいいと思います。
軽く塩をふり、酒をコップ1杯ほど。もっと多くてもいいです。好みしだいでOK。
火にかけて、まずはアルコール飛ばしましょう。
アクも都度すくう。あっ醤油入れました。
アルコールが湧くと細かい泡がモリモリ出ます。
鍋の湯気を嗅いでみて、アルコールのキュンとくる感じが無くなれば良いでしょう。
ポン酢でいただくのがベーシックで普段着の美味しさ。
ウマイッ
本来のレシピでいくと肉は豚バラが正しいのですけど、個人的には豚バラは脂が多すぎる感があります。いや美味いんですけど。冷めると脂が固まっちゃうし、単純に飽きがくるのが早い。
まあコスパ的にも安い切り落としでいいんじゃないでしょうか。
そういえば別の日ですが、これをこうして
あれをこうして
先日余った肉あんはこれらと融合し、無事に五目焼きそばっぽいものに転生しました。輪廻・・・
なんかアホみたいな量ですが、麺は1.5玉程度で平べったいので野菜がかなりマシマシというか全体の2/3くらいあり食べないと鮮度的にアウトだったなのでだいぶ盛ってます。
もうちょっと青菜のあしらいが欲しい?
まあ気分次第ということで。
肉あんかけチャーハン
どうも、エレエレナムメイリン!(嗜好がバレる
イヤー駄目なときは何やっても駄目ですね。
この日はダメな日なので、チャーハンもダメでした。
いつもの作り方をすれば良いものを、なぜかアレンジ&チャレンジな手段で作り始めてしまい、結局大惨事です。
以下しくじりの様子。
そんなんで「味的には問題ないけど非常にダマ感のあるチャーハン」になりました。
そもそものボタンのかけ違いはチャーハン作ると決心した段階で長ネギの在庫がないのに「いけるいける」とかよくわからない熱意が発生したためです。ベーコンくらいあるかと思っていましたが、これも昨晩つまんで喪失しています。
あと油引かずにフライパンに卵入れた。
なんで強行したのか?容疑者は黙秘を続けています。
そんなんで、まあ具もないチャを延々と口に運ぶのもなんだかなとボンヤリしていたら、そういえばあちらでこんなことをしていた というメモリーがあったので、肉あんかけを作ることにしました。
ちなみに再現ではなく、メモリーがあった、というだけでレシピを見返していません。ゴールは見えてもコース確認をせずに突っ走ります。
まず肉。
豚モモが賞味期限セーフいやギリアウト?いやドリップないし匂わないしいけるいけるとかそんな感じだったので適当に刻みます。
しょうゆ、酒、ごま油で下味。
あちらはもっと手をかけてますが、こちらは品目しかメモリーしてなかったのでここまで。
甘酢あんを作るので、しょうゆと酢と砂糖を適当に混ぜて こうなりました。
配分はノリで何とかしてください。
自分も味見するまでは正直汁の色でしか判断していません。酢は沸かしたり砂糖入れたりするとアッてなるトゲトゲしさが弱まるので、最後に調整。
フルパワーで沸かします。
片栗粉でとろみをつけるわけですが、片栗粉汁の分量は自分の感覚を補正すると「適量かな?」と思えた量の1.5〜2倍です。
八宝菜よりは固くていいはずです。
少し沸かし続けたら、肉を入れてかき混ぜます。
火は止めてオーケー。あんが灼熱であれば余熱で十分火が通ります。
今回は豚モモのコンディションが黄昏気味なので、先日の豚しゃぶよりもキツめの温度設定。
さきほどの卵チャーにかけて食べましょう。
あんのとろみに助けられて、多少ボソった仕様のチャーでもツルツルいけていいですね。肉もうまい。
あんによりほぐれが助長されるのでチャーハン的なパラつき感も回復します。
晩飯としてはオーケーですが、肉あんがだだ余りしました。あん2〜3度は追いがけしたのにな。量的見通しがバカになっている。やはりダメな日のようです。
いずれ肉そば的なもので消費することにします。
現地からは以上です。