麻婆豆腐
よく「道民は成人式に山に入って熊と戦うんでしょ?」と聞かれるのですが、冷静に考えていただきたい。毎年何千と成人する若者がみんな熊をチェスト関ヶ原していたら、試される大地から熊が絶滅してしまいます。
そこで道庁は、熊の個体数確保と毎春の安定供給を叶える施設整備に心を砕いて来ました。そう、それが登別などにある熊牧場です。
ここで養殖された熊が地方公民館・市営会館などに供給されt(いい加減にしろ
さて自分、調味料まできっちり揃えて作った料理は麻婆豆腐が初めてだったりします(〜の素などを使わないという意味)。
ルーツは何処にあるのかというと、かつて月刊少年ガンガンにて連載していたまもって守護月天!という作品の、さらにさらにそのファンブックのレシピになります。
これを原型に、母上のアイデアやこっちの作品などに影響を受けているワケですが、今回はあくまでスペシャルではなく普段の麻婆豆腐として作ります。
いろいろ試行錯誤した結果「やはり麻婆の素は使うべき」という結論に達しました。
理由は2つあって、まず1つは豆板醤と甜麺醤、ダシスープを揃えるのがだるいというものです。使用量に対してコスパが悪い。もう1つは、単純に味のブレを最小限にしたいからです。
ただ市販のマ素にも不満はあって、色々ありますが大筋は「パンチが足りない」という点に集約されます。
だからパンチを足します。
豆板醤、にんにく、しょうがです。この時はサボる気まんまんだったのでチューブですが、冷蔵庫にあれば生のを積極的に使いたいところ。
まず下準備から。
木綿豆腐1丁に重しをして放置。水抜きします。時間的に気休めレベルなので、気にしない人はスルーしていい。ただ次の豆腐の出番までしばらくあるのでやっといて損はないです。
ちゃんとしたい人は30分とかレンジとか使いましょう。
肉を切ります。
豆腐一丁vs200gぐらい? 好きにせよ。
セオリーでは豚ひき肉だと思いますが、豚の切り落としを使います。レンゲで肉をゴボッとすくえる幸せを感じたいので、あまり細かくしなくていいです。
しょうゆ・酒・ごま油で下味をつけときます。
これも長ねぎ刻んでる時間を使うだけなので無駄はないですが、だるければパス。
長ねぎをみじん切りにします。
中くらいのを1本半くらい。
ちょっとくらい多くても問題はない。
ここから調理開始。
ごま油を引いて肉を炒めます。
そこそこ火が通ったところで豆板醬入れます。
量?知らない。
豆板醤を焼くイメージでしっかり火を入れます。
そしてにんにく。
マ素。しっかり炒めます。
ほのおの匂いしみついて、むせる。
混沌としてきたら、火を弱めてしょうが。
しょうがは100℃を超えると苦味が強くなるので。
しょうがが混ざったら木綿豆腐をぶち込みます。
手の上で切れますね?
ざっと混ぜたら長ネギのみじん切りを。
混ぜ返して、長ねぎに火が入った頃合いで完成。
豆腐がグズグズなのは触れない方向で。
めしに乗せてやるとIQめっちゃ低下していい感じです。
食欲って三大欲求なんやなって。
うまい。
ガンガン花椒キメて食べましょう。アァーー
花椒が苦手、でももっとパンチが欲しいというひとは七味ガッツリ振るといいです。実にいい。
麻婆の素1つを使い切りつつさらに調味料を足している作り方なので、1人が一度に食べる量としては多め(一度に食べる必要はそもそもない)ですが、そこは各自てきとうに処理してください。