牛タン
ここ27日ばかし自炊してません。
仕事で出張がたんまりとあり、ほとんど家にいない。そして買い物にもいけないので必然的に出張の前後は料理ができない。自分の思い通りに仕掛かれないというのはストレスですね。世の中の皆さんはどうなんでしょうか?やはりストレス?いまや深く考えることができないのでよくわかりません。
ノルマとか考えてブログするのはシャクにさわるのでヤなのですが、今回はちょっと大物を扱ったので10月はコレで〆ましょう。
牛タンです。
先々月くらいにNWDで買ってきた牛タンをどうにかしようと思ったワケですが、完全に未知の物体で途方に暮れました。
身の丈にあった料理をするべきですね。
とりあえず解凍してみた様子です。
NWDの肉コーナーの方に解凍方法を聞いたところ「冷蔵庫に移して3〜4日」という回答が得られ、「冷凍魚と一緒じゃん」となりました。
冷凍なので多少覚悟はしていましたが、えらいドリップします。密閉パックされてると思ってたらそうでもなくて、気がついたら冷蔵庫が血まみれに。
1キロちかくあります。
何となく表面にゅるにゅるしてて気になったので薄めの塩水で洗いました。
牛タンの調理方法が分かりません。
いや正確にいえば、タンシチューにするなどは分かるんですけど、今回は低温調理が前提なので、どう進めていいものか検討が付きません、
とりあえず肉の基本的な下ごしらえとして、表面の水気をとったうえで塩0.8%とコショウをしこたますり込みます。
これを63℃で4時間やりました。
参考にしたのはやはりこちら。
未知の物体をまるごと同じ調理法で処理していてとても頭が悪いです。しくじったらどうするつもりなのか。というか低温調理以外の選択肢が不足しており、あとは「薄く切って焼く」くらいしか思いつかないので・・・
定温完了。
しかしこの先の工程も未定です。
原典をそっくり真似ればいいのに、いきなり三等分しました。
しかしこの断面はテンションが爆上げですね。
下のびろびろしたところ、と称される部分と上側とで分けてみます。
ロースターで焼き締めよ、との教えもあったのですが、んなもんないので今回は魚焼きグリル。十分余熱した火力フルマックスにぶち込みます。
フム
焼き目のついたタン先を展開してみました。
味はタンで(当たり前だ)、焼肉店などで食べるよりずっと味が濃くておいしい。ただちょっとこの濃さが臭みというか、血or内臓っぽい方向に振れています。
コショウも仕事はしてくれているのですが、やはり作用するのは表面浅層ですね。
にんにくとわさびじょうゆではどうか。
薬味というのはすごい知恵で、血生臭いところが完璧にマスキングされてグイッグイ食べられるように。
逆にタン!という特徴的な部分も殺され気味なので、何事も適量にという・・・
ローストビーフのように一晩冷蔵庫したものをポテトピュレと食べてみます。
クッソかたくなるのと脂が固まってしまうので、タンはぬくい内に食べるべきという経験値をゲット。
それにしても健康にはすこぶる悪い組み合わせ。
自分は中性脂肪がアウトな人です。摂食制限でストレス溜めるよりも美味いモノを食べて死ぬと決めている。いやそんなハチャメチャな食生活してませんが。
タンを直に食べるとおいしいという知見が得られたので、そのうちタンを使った料理をやりましょう。