そば
以前から家で食べるそばにはいろいろと不満があって、主にお店で食べるそばとどうしても比較してしまうわけです。
じゃあ家でもそこそこ食えるレベルの(根源はこれを「戦える」と表現する)そばをセットアップするためには何に手を当てるべきか。
一般的なそばは要するに麺とつゆで構成されているわけですが、
・お店に比べて「そば!」という主張が弱い麺
・お店に比べて「醤油!」という主張が強いつゆ
これらに対策が必要となります。
結局ぜんぶ変えなきゃダメじゃないか(白目
そばつゆについては以前やったので今回はそば本体について。
写真ちょっと古いので、今では市場に無いかもしれない。
まあ銘柄は別として、そばは概ね3種類あって、乾麺と生麺と冷凍麺です。
茹でずみのソフト麺は完全に見下してるというか、あまりいい思い出がないのでノーチョイス。手間・保存的に上の3点に勝てないというのもある。
なお手打ちは面倒なので完全に論外です。
まず乾麺はこちら。
おそらく一般的に家でそばを食べるとなったときのファーストチョイスではないでしょうか。
何といってもかさばらないし超寿命。
生麺は少し立派な店に行く必要があります。
要は自家製麺そのまま袋詰め、というもので、一番そば屋に近いマテリアルなのですが、生モノの宿命として短命です。
冷凍麺です。
OKストアなどで買うと強烈に安く、コスパ面では最強に近いのではというシロモノです。
保存も効きますが、かさばるので冷凍庫のスペースを食うのが若干痛い。
では食味としてはどうか。
乾麺は、やはり安いものはガッカリ感があります。
ゆでた写真がどこ探してもありませんでした。
乾麺で戦えるレベルの素材を選ぶならやはり資金力が必要で、200gで¥300超えないと厳しいんじゃないでしょうか。
太さが違うものを2種混ぜると、手打ちのブレ感を演出できるという姑息な工夫。
生麺はさすがといったところです。
味的には完全に◎で、茹で時間と冷水締めをちゃんとやれば、店レベルに達するのではないでしょうか。
乾麺の高いのを買えるゆとりがあるなら同コストくらいで買えますし、茹で時間が半分程度で済むためすぐ食べたい人にもマッチします。
ただちょっと銘柄ごとのクセというか、味の違いがハッキリ出るかもしれない。そばにあまりこだわりない人でも「あっこれキツい」ってなるものもあります。
そんで冷凍麺です。
これが意外なダークホースで、コスト/味という選び方をするならベストじゃないでしょうか。
何より気楽なのは、湯がいてほぐれりゃ食えるという茹で加減の見極めやすさです。ただ麺がバラバラになりがちで、細切れが大発生するのが面倒ではある。
総評として、味優先なら
生麺>冷凍麺>乾麺
日常のユーティリティ優先なら
乾麺>冷凍麺>生麺
といったところ。
パターン分けしてみると、
戸棚に常備しておきたいなら乾麺。
会社帰りにアッアッ今日はそば(白目)と思うなら生麺。
冷凍庫にキャパがあるなら冷凍麺。
という感じではないでしょうか。