焔猫亭

焔猫亭

ねこはいます

肉プレイ、リアル焼きかジャスト火通りか

どうも、クーラティオー!(嗜好がばれる

今週は富士の裾野へ出張してまして、こちとら6月頭で自宅の引越しなのにこのタイミングで泊まり込みとかオイオイ何考えてんだ箱詰め進まねえじゃん鬼かよ上長各位は単身赴任だから家財道具運ぶ手間無くていいですなぁクソがとか思ってますん。わざと濁しました。箱の中の猫の生死はわかりません。真実はひとつで己の心の中にさえあればいい。

 

写真フォルダを整理してたら先々月あたりに肉で遊んでた形跡があったのでまとめておきます。

テーマは生からフライパンで焼いた肉と、低温調理でジャストにした肉とどちらにアドバンテージがあるかというものでして、

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まずはリアル焼き。

塩と胡椒ふって常温に戻します。
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強火で油をしき、フライパンへ肉を。

どこかのサイトで「片面10秒で両面焼き、2分休ませるのを3セット」というのを見ました。肉極道だったかもしれない。あえて調べません。

気になることが出たときスマホで瞬時にググれる現代は便利なんだか人と人との会話を希薄にするのかよくわかりませんね。個人にとってストレスフリーな社会であるとは思います。いまやポリニャック公夫人が何のキャラクターだったか思い出せないとき本家の親分に聞きに行く必要はないんですよ。信じられます?
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返して、
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2分置いてフライパンへ戻す。これを3度。
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焼いた肉は熱くあるべきとのポリシーなので、最後に両面10秒ずつ行きました。ステーキ休ませるって言いますけど、アレぬるくならないの?鉄板だからですかね?
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カットしてみるとこんな。
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うん実にいいねーカッコいい断面だと思います。

食感も実にいい。火のちゃんと通った肉と、レア感を残した瑞々しさがバランスしている。

今回味付けはシンプルに塩コショウだけです。


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次はまずAnovaくんが頑張って肉を余熱します。

フライパンで焼くぶんの熱移動を当てこんで55℃ということにしました。

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40分後。

実にぷよぷよした感触になります。f:id:flame-cat:20190524113137j:image

強火で油のフライパンに肉が。

全体の肉質はジャスト一歩手前なので、表面を焼き付けつつグラデーションを演出していきます。
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カット。
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確かに低温調理による肉のほうがミディアムな領域が多く、美味ゾーンは充実しています。火を通すまでは放置で良いので付きっ切りになる必要ないし、何よりテクが不要。

でもリアル焼きのほうが断面のロマンはありますよね。やっぱカッコいい。焼けた外側からの直線比例グラデーションなテクスチャといいますか。短時間焼いて返して休ませて、なのでテクもそこまでではない。台所に立つ時間がちょっと長いだけです。

 

うまくアルゴリズム構築するとテク要素を埋め込みながらルーチン化出来そうな気もします。

とりあえずリアル焼きをするときは常温肉を10秒両面30秒インターバルを3セット、ラストに両面10秒と覚えておきます。

 

バターサンド類似品

もう引越し完了まで食レポでいいです。

クルマの納車日が決まりそうで決まらなくてでも私的都合(引越し実作業日)もあるしじゃあ最短日確定したら教えてください受領日はこっちでアジャストするからってことになりました。事前に希望してた日には全然間に合うので万事オーケーですありがとうディーラーさん。これでぼくも晴れてスズ菌感染者です。

皆さん(いるの?)も上永谷でSUZUKI車買うならここに行きましょう。店長がすごくいい。なんかYouTubeもやってる。これはいわゆるインダイレクト(間接的)マーケティングです。

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クルマのことについて今後いろいろ厄介事を処理していただくので、店長に心付けを送りました。

えっ賄賂?いやですねぇ見返りなんて。気持ちよ気持ち。大切なのは気持ちです。

GW中どこにも行かなかったので、むしろ逆に地元のものをと通販で仕入れたという直球なんだかヒネてるんだかこれもうわかんねえな。詳細は省きますがだいたい店長のせいです。

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で、まあマルセイバターサンドっていうとこんな感じのスイーツ(笑)なんですけど、店長にも好評で、曰く「ほかのバターサンドとは格が違うよね」とのことでした。

・・・そういや他のバターサンドを知らんな?

と思ったので、帰りがけに買ってみて食べ比べてみたのが今回の更新です。not料理。料理いつすんの。わかりません。まあ7月じゃね? 5〜6月中はロクに更新しないという宣言を(ry

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まずマルセイバターサンドはこうです。

なんか白けてるのは冷凍してたからです(=賞味期限が過ぎている)

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断面はこんな。

味については説明しにくいというか、道民にとってマルセイバターサンドはマルセイバターサンドでしかなく、マルセイバターサンドの味としか答えようがありません。自分は他に比較対象がない年代です。バターサンド類似品がもりもり出てきたのはここ10年以内のような気がしている。

なのであくまでマルセイバターサンドが絶対強者であり、パラメータ的にはマルバサが基準です。

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はいこれはLAWSONで買いました。

関係ないけどからあげくんレッドは美味しいですよねあれの揚げたてを安定ゲットする方法が知りたいです。しってますかあれマスクしながら食うとホフッてなった吐息が目に入って地獄の苦しみがアッアッ

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ローソンバターサンドの様子を観察します。

平面的な形状はおおむねマルバサに似てるんですが・・・なんか薄くね?

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比べてみると歴然でしたね。

味はというと、クッキー?サブレ?部分が硬く、しかしサクサク感がなく中途ハンパです。本家マルバサはもっとしっとりしている。カントリーマアム?もうちょっとか?

あとレーズンの主張が強い。レーズンクッキー一歩手前って印象です。たぶんこれはクリーム部の割合が低いからでしょう。ケチったのかどうかは分かりませんが、本家と比べるとアンバランス感があります。

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こっちはセブンイレブンで買いました。

関係ないけどレタスとハムのグリーンサラダが個人的重点。ドレッシングには賛否あるでしょうけど自分は好きです。ドレッシングかける前にハムを細かく千切っておく派です。

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観察しましょう。

こっちは平面形状の縦横比が6:4くらいで、だいぶ寸胴です。立体的にはローソンと同等。この時点でアンバランス感再びな予感がして、

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かじって並べてみるとこんなです。

ローソンよりは健闘してる感ありますけど、味的にはやっぱクッキー?サブレ?が硬い。ほんでレーズンもやはり強い。でもセブンバターサンドの場合はレーズンというよりラム酒成分の主張が強いです。

あとセブンバターサンドはレーズンが粒のままですね。本家マルバサやローバサは若干つぶれている。こういうのも半殺しっていうんでしょうか?わかりません。この世にはわからないことが多過ぎます。全部わかる必要はない。つまり世界とはわかり合えないということです。バナージ...悲しいね。

 

結論としてはやはり本家マルセイバターサンドが最強ですよねということになります。ホームタウンデシジョン?当たり前じゃないですかだってバターサンドをマルセイで知ったんですから。

やはりクッキー?:クリーム:レーズンの比率が完璧で、これは他にはマネできない領域であると確信しました。コンビニバターサンドはこのクリーム量が絶対的に足りない。ここが高コスト部分なのかな。

 

ところで本家マルバサは一個だけでも口が満足するくらい甘いお菓子です。

この日は本家と分派で合計3つ食べました。甘味のキャパシティがオーバーロードしてアゴの裏がぞわぞわします。自分は基本日常で甘いお菓子を食べない人です。

午後ティー無糖飲んで寝ます。

 

 

 

 

 

 

りんごジュース備忘録

あっクルマ買います。

正確には車の契約をしました。納車日がそろそろ確定するはずです。引越しを来月に控えて200万近い借金を背負ったぼくに明日は有るのか。

いや明日以降が無いとローン会社が困るんですが。

まあアクセルベタ踏みなんて生ぬるいこと言わずに、アクセル&クラッチ床ベタ全ツッパぐらいの気持ちでいきましょう。

もしかして: 空まわり

 

さて今回は『そういえばコレがあった』という備忘録です。not料理。おいおまえ料理いつすんの。わかりません。たぶんめんどいので引っ越してからです。暗に7月まではロクに更新しない伏線を張りました。

でも最近、更新しなくても閲覧者数が減らないんですよね。そも3〜4人しか教えてないこんな電子の辺境によくも辿り着きますね。SF(すこしふしぎ)。まあ80件も記事があればGoogleとかで引っ掛かるのか? よくわかりません。

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道産子のソウルドリンクと言えば圧倒的にガラナ知名度ですけど、後志管区のソウルドリンクというとこちらもどうなんです?(自信ない)

りんごのほっぺはJAよいち謹製のストレートりんごジュースで、この手の物には珍しく?紙パックという漢らしい仕様です。たいがい高級ジュースはガラス瓶でうやうやしい。あまり気を使わずごくごくいけるのは大事。

 

味はりんごそのものです。ストレートなんだから当然ですけど。口の中にいきなりりんごをぶちこまれた感じ。ストレートだから当然なんですけど。うまい。

時期によってびみょうに味が違うんですよこれ。ストなん当ですけど。うまいうまいうまい。

 

しかしソウルドリンクとはいえマイナーすぎますかね、知名度低い絶対。だって北海道物産展でほとんど見たことないもん。ドラキュラの葡萄のほうが知名度ありますよね。でもあっちは濃縮還元を消費者の手に委ねるというずるさがあるので、たぶんストレート果汁であるりんごのほっぺ勝利者です。

その赤は、敵の血でぐず濡れた田畑より生まれる。

フランス国歌(ラ・マルセイエーズ)の歌詞を知ったのは高校生の頃でした。

 

うーんやっぱ引越し前に肉で遊んでおくべきか。

以上です。

 

 

 

 

 

湯ハム

松の内? しらんな。

「なぜベストを尽くしたのか」などと言われる事象は割と身近にあって、最近の自分はこんなことをしました

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変なやる気スイッチが入って、東京マルイのMP7A1(ガスブローバック)をカスタムした結果です。

ちなみに原型はこちら

コンセプトは「MP7A1の良いところを殺す」

PDWであるLMGにスコープもサプレッサーも余計だろという問題と、そして何よりクソ重いです。絶対3kg超えてる。もう素直にG36C買えって話ですけど、ロマンとはそういうことではない。

パーツレシピは秘密というか、貰いもんだったり中古だったりバッタもんだったりするので詳細は省きます。

個人的に「銃本体よりカスタム費用は掛けない」という縛りもあり、正規価格で↑をやろうとすると到底ムリなので、まあ蛇の道はヘビだよスネーク。

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スコープとサプレッサー無いとスリムですね。

冬なのでガスのイキが悪く、調整が難儀しています。部屋の中だとあまりレンジ取れないし。、レーザーはともかく、スコープは左右調整にとどめておくべきか。

そういや実銃の弾薬はは4.6×30mmだそうで。

BB弾は6mmなので、モデルガンのほうが実銃よりも口径が大きいことになります。そもそも東京マルイとKSCのMP7A1は実銃よりちょっと小さい(8割くらいだとか)ので、何でしょうねこのアンバランス感。

 

今回も書くべきことは短いのでサクッといきます。

皆さん塊のハムどうやって食べます?

大概はスライスしてそのまま食べるでしょうが、こんなアプローチもあるよという話です。

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ハムなら何でもいいんですが、できれば肉塊めいたハムがいいですね。整った円筒型のものよりは、肉ゾーンや脂ゾーンがあるほうがよい。

今回はカールレイモンです。函館。ママンが送ってきてくれました。

これスモーキーで塩気が強めで、かなりうまい。

 

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これは以前書いた鶏水炊きで、冷凍してあったものの一食ぶんです。

小鍋にとって、ちょっと水増しして沸かします。

これのスープをつけ汁として使うというわけ。

 

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水炊きは水炊きで水炊きとして食べました。

上のお椀に入っているのは、水炊きの汁を先に分けておいたものです。少し醤油を足してます。

 

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この湯でハムを温めて食べる、というわけです。

温め加減は、上のようにハムが柔らかくなるくらいです。

ハムは肉汁というものがない肉質ですが、こういうスープと合わせてやることで、適度に汁っけを持った食感になってくれます。

 

ハムを加熱する場合、直感的なのは焼く・炙るという方法と思いますが、こちらは肉質に変化がない。肉汁的なものは脂頼みになります。

湯ハムであれば、脂身のない赤身肉だけのハムであっても潤いのある?食感に出来るので、普段のハム食味に変化を与えられるのではないでしょうかまる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年毛蟹レクチャー

結局明けるまでネタがなかったという。

まあ言い訳するのもなんですしサクサク行きましょう。タイトル通り毛ガニ食べました。

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いやあ毛ガニってカッコいいですよね。

もともと甲殻類はフォルム的にけっこう好きなんですが、毛ガニはかなり個人的に得点高いです。1番はガメラ2のレギオンなんですけど。

このカッコいい毛ガニは冷凍モノで、冷蔵庫でじっくり解凍しました。茹で済みなのでこのままイケますが、冷たいのも味気ないので温めなおしましょう。

茹で直すと水っぽくなりそうだし、レンチンはロマンに欠けるので、蒸すことにします。

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寸胴に2〜3cmほど湯を沸かしたら、ザルを裏返して中に入れ、

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その上に毛ガニを安置して、10分くらいですかね。

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カッコいいなあ。

この如何にもカニ!というフォルム。カニですよカニカニ美味しいですよね。カニ食べましょうみんな。セブンもカニトマトソースのパスタあるし。

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皿に乗せて。

今回はカニの食べ方というか捌き方というか、そんなのを反芻することにします。

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まず脚とハサミをぜんぶもぎます。

カニの脚もいだこと無いですか?関節技の要領でボキッといきましょう。

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改めて観察してみると、毛ガニはけっこう胴体が高いカニです。脚はかなり下の方から生えていることがわかる。

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脚はほっといて、胴体を攻めましょう。

まずフンドシと呼ばれる胴体中央の部位をもぎ取ります。エビとかだと尻尾にあたる部分ですね。

身とか全然ないのでここは捨てます。

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そうすると甲羅の後ろ側が見晴らし良くなります。

メイン甲羅の下に指を突っ込んで、車のトランク開くような要領でガパッと行くと、

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簡単にガパッといきます。

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甲羅の裏側にもこもこしているものがカニミソ。

好き嫌いがある要素なので、食べたい人が食べましょう。自分は正直それほどでもない。でも食べます。このへんはイカの塩辛の好き嫌いと似ている気がします。

ただこちらは鮮度にも大分影響される。無理は禁物です。

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続き。この灰色でむわむわしてるものはエラです。

食べたことないのでここも捨て要素。というかあとは胴体から「これカニ肉ちゃうやろ」という部位をひたすら千切っては捨て千切っては捨てです。

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千切ったモノは、カニミソ食べたあとの甲羅に入れとくと始末がラクですね。胴体の中央部にはやはりカニミソがむくむくしてるので、スプーンとかでかき出して食べます。

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あとはもう胴体まっぷたつにして、薄殻バリバリ剥きながら身を食べましょう。

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毛ガニの胴体ってかなりがっつり身が入っているもんで、正直脚よりも食べがいがあります。殻の硬さやトゲと戦う必要もないし。

よく脚もいだ後に、嬉々として脚から食べる人いますけど「胴体もらっていい?」って聞くと快諾されることが多くてこれもwin-winの関係ってことでいいのかなって気分になります。

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まあ脚のほうは説明するまでもないというか。

殻の薄いところに包丁たてて割りましょう。

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これはまつ毛ハサミですが、自分は手元バサミとして使っていて、刃厚があり鋸刃なので何でも切れます。カニの殻も切れる。むしろまつ毛切ったことない。

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まあ脚はこうですよね。

カニ酢とか付けます?自分はまどろっこしいので何も付けないほうが好みですけど、せっかくのカニなので好きにやりましよう。カニですよカニ

 

新年早々カニとか食べてブルジョワかよなんて思われるかもしれませんが、ぶっちゃけコレしかないというか、これに全ツッパした感あります。

正直去年の鴨南蛮とどっちがというとコスト的には鴨南蛮かもしれませんし、鴨南蛮は何だかんだ凝ってた。カニは正直素材勝負ですから。

 

まあ新年とはいえ気負わずに行きましょう。

前に言ってたハムの食べ方も紹介できそうな下地が整ったので、松の内にそっちもいけるかな?

 

 

牛タン

ここ27日ばかし自炊してません。

仕事で出張がたんまりとあり、ほとんど家にいない。そして買い物にもいけないので必然的に出張の前後は料理ができない。自分の思い通りに仕掛かれないというのはストレスですね。世の中の皆さんはどうなんでしょうか?やはりストレス?いまや深く考えることができないのでよくわかりません。

ノルマとか考えてブログするのはシャクにさわるのでヤなのですが、今回はちょっと大物を扱ったので10月はコレで〆ましょう。

牛タンです。

 

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先々月くらいにNWDで買ってきた牛タンをどうにかしようと思ったワケですが、完全に未知の物体で途方に暮れました。

 身の丈にあった料理をするべきですね。

 

 とりあえず解凍してみた様子です。

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NWDの肉コーナーの方に解凍方法を聞いたところ「冷蔵庫に移して3〜4日」という回答が得られ、「冷凍魚と一緒じゃん」となりました。

 

 冷凍なので多少覚悟はしていましたが、えらいドリップします。密閉パックされてると思ってたらそうでもなくて、気がついたら冷蔵庫が血まみれに。

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1キロちかくあります。

 何となく表面にゅるにゅるしてて気になったので薄めの塩水で洗いました。

 

 牛タンの調理方法が分かりません。

いや正確にいえば、タンシチューにするなどは分かるんですけど、今回は低温調理が前提なので、どう進めていいものか検討が付きません、

とりあえず肉の基本的な下ごしらえとして、表面の水気をとったうえで塩0.8%とコショウをしこたますり込みます。

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これを63℃で4時間やりました。

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参考にしたのはやはりこちら

 

未知の物体をまるごと同じ調理法で処理していてとても頭が悪いです。しくじったらどうするつもりなのか。というか低温調理以外の選択肢が不足しており、あとは「薄く切って焼く」くらいしか思いつかないので・・・

 

定温完了。

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しかしこの先の工程も未定です。

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原典をそっくり真似ればいいのに、いきなり三等分しました。

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 しかしこの断面はテンションが爆上げですね。

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下のびろびろしたところ、と称される部分と上側とで分けてみます。

ロースターで焼き締めよ、との教えもあったのですが、んなもんないので今回は魚焼きグリル。十分余熱した火力フルマックスにぶち込みます。

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フム

 

焼き目のついたタン先を展開してみました。

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味はタンで(当たり前だ)、焼肉店などで食べるよりずっと味が濃くておいしい。ただちょっとこの濃さが臭みというか、血or内臓っぽい方向に振れています。

コショウも仕事はしてくれているのですが、やはり作用するのは表面浅層ですね。

 

にんにくとわさびじょうゆではどうか。

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薬味というのはすごい知恵で、血生臭いところが完璧にマスキングされてグイッグイ食べられるように。

逆にタン!という特徴的な部分も殺され気味なので、何事も適量にという・・・

 

ローストビーフのように一晩冷蔵庫したものをポテトピュレと食べてみます。

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クッソかたくなるのと脂が固まってしまうので、タンはぬくい内に食べるべきという経験値をゲット。

 

それにしても健康にはすこぶる悪い組み合わせ。

自分は中性脂肪がアウトな人です。摂食制限でストレス溜めるよりも美味いモノを食べて死ぬと決めている。いやそんなハチャメチャな食生活してませんが。

 

タンを直に食べるとおいしいという知見が得られたので、そのうちタンを使った料理をやりましょう。

 

 

 

 

アーモンドミルク改

パパ上の影響で中島みゆきのアルバムは全てDAPに入っており、中でも「狼になりたい」「ファイト!」「慟哭」が好きです。大吟醸は最高のセレクトアルバムだと思う。

そんな話を会社ですると、オッサン連中に「・・・おまえ何か溜め込んでない?」とか言われるんですが、そんなことはない。

ミスチルのフェイクを二次会のカラオケで熱唱した後も同じようなこと言われた。

 

アーモンドミルクを、反省とともに絞る話です。

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前回は丸ごと粉砕したけですが、今回は皮ちゃんと剥いてみようというチャレンジです。

コスパの件は未解決ですので、完全に趣味の領域が加速している。

まずは十分浸水したのち皮を剥くわけですが、

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正直面倒くさくて、マゾい作業だと思います。趣味じゃないとやってらんないというか、頼まれ仕事なら報酬が欲しい。でもその甲斐はあるはずだと信じてやっていきましょう。努力は報われるのだ(伏線)。

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ぶん回してみても、色以外そう変わりはないです。

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今回はなんか豆乳みたいになりました。

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濾していく過程で、前回よりもずいぶんねっちりしたペースト状になっていることに気づきます。

皮が混在すると粉砕されたナッツ要素の隙間に入りこんで分離するというかバラけやすくなるんでしょう。

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「こうなったら徹底的に絞る」とか謎のパッションが発生し、絞りガラをすりこぎでゴリゴリしはじめました。

存外に柔らかく、魚のすり身を作っている気分。

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ラスト絞りを加え、バニラエッセンスと砂糖ひとさじ。抽出できた量は前回と同じくらいで約600ml程度ですね。

 

で、飲んでみたワケですが。

味は前回とほぼ変わりませんでした。

ムクワレナカッタヨ・・・

 

つまりこのいがらっぽい感じは皮から来ているのではなく、アーモンドのナッツ部分由来ということになる。

こうなると対処が面倒で、素材を変えるか、何か新しい処理方法が必要。ハッキリ言って趣味でできる気楽さを逸脱します。ここから先は逆に頼まれ仕事でないと追及できないですね。

焔猫亭はどこかの誰かのための料理ではなく、私による、僕のための、俺の料理を提供します。

今後アーモンドミルクを作ることはあるのか? わかりません。気が向いたらね。

 

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ファミマとかでこういうアーモンドミルク売ってて、これがデザートドリンクとしては濃厚感あっていい感じでした。

ただ純粋にアーモンドミルクとしてどうかと言われるとちょっと微妙かも。自分はどちらかといえばアーモンドブリーズ派です。